つい先程の事だが、東北地方にてかなりの地震が生じた様だ。人的被害の状況はまだ不明だが、首都圏をメインにかなりの地域で大規模な停電に見舞われている模様。まずは一言のお見舞いを申す次第。その上で、当地名古屋でも軽度ながら 長めの揺れが感じられ、先の震災も決して他人事ではない様に感じられるもの。やはり曲がりなりにも「平時」の今の内に、いざ見舞われた時の事を 少しは考えるべきとの想いにも駆られている者だ。
さてこれも考えたくはないが、深甚な爪痕を残した先の東日本大震災の折 あろう事かロシア国が偵察機を被災地上空近くに差し向けたとの指摘はよく知られる所。同国当局は 表向き「救援の可能性を探っていた」との説明に及ぶだろうが、果たしてそれだけか。そうした状況に乗じての 我国への軍事的影響力を強める意図がなかったとは言えないのではないか。
ロシア国といえば、先日来 隣のウクライナ国への侵略行動が国際的非難を招いている事は承知だが、それに関連して我国周辺でも決して看過できない軍事関連行動が指摘される様だ。蛇足かもは承知だが、最近又頻度を増した、北鮮による長距離ミサイル試射の動きも、露国の意向の反映では?との指摘も聞く。以下 昨日の読売新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。
「ロシアの揚陸艦 4隻、津軽海峡を通過・・・極東部隊をウクライナに輸送か」
防衛省統合幕僚監部は 3/16、ロシアの揚陸艦 4隻が津軽海峡を通過したと発表した。4隻は同日、青森県の尻屋崎沖から津軽海峡を通って、日本海に航行したのが確認された。
揚陸艦は大量の兵力を輸送できる。日本政府はカムチャッカ半島などの極東に展開する部隊をウラジオストクに運び、シベリア鉄道や空路などでウクライナ方面に移動させる可能性があるとみている。
ロシアのウクライナ侵攻は計画より遅れているとされる。防衛省幹部は「極東の部隊まで投入するのであれば、ロシアの苦戦は明らかだ」と分析している。ロシア軍は 3/10~11にも駆逐艦など 10隻が津軽海峡を航行するなど、日本周辺の活動を活発化させている。(引用ここまで)
こうした報に接すると、主戦場は東欧であっても 関連した動きは我国の近辺でもある訳で、決して他人事と受け流してはならない事が分かる。対する自衛隊、特に海自は慢性的な隊員不足に悩まされているとの話も聞き 大変な折は分かるが、中国大陸による無理筋の海洋政策が目立つ 沖縄・尖閣海域の警戒と同時進行の形でも、海上保安庁とも良く連携の上で、北方の睨みも利かす様願いたいものだ。
依然流行が鎮まったとは言い難い、中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症禍を初め 内外の大変な状況下である事は理解するが、ここは是非 露側に舐められる様な事態を招かぬ様、毅然とした対応が執れる強い姿勢を守り続けたいものだ。詳しい所は拙者もよく学ばせて頂く、著述家でもある 福岡県の小坪しんや・行橋市議の起こされた記事を末尾にリンクさせて頂く次第だが、こうした視点は我々も是非身につける必要があるのではと心得る次第。今回画像も先年ので恐縮。新潟・山形両県境付近に亘る名勝、笹川流れ付近の様子を。通る線路は JR羽越線。 ウクライナを日本「国」が本当に支援するための具体的な方法、そしてやれない理由。 | 小坪しんやのHP〜行橋市議会議員 (samurai20.jp)