Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

立憲民主党の「越えられない壁」を考えた

2019-04-16 20:52:47 | 国際・政治

フランス国現地時間の昨夕、我国時間の今日未明、同国の精神的支柱とも謳われ 世界文化遺産にも選ばれた歴史遺構、パリ市のノートルダム寺院・大聖堂が大火に見舞われ、同寺の象徴でもあった尖塔を初め 建物の多くが焼失に至った。又、消火を担った消防関係の方一名に重傷を生じたのも遺憾。収蔵の歴史遺産多数の無事が、不幸中の幸いと言うべきか。今は心よりのお見舞いの意と共に、例え相応の月日、出費や労力を要しても 必ずの再建を祈念したいものであります。

同時に、前述の ノ大聖堂の災禍は、我国の歴史遺構や文化財の防災にも、大きな教訓を残したと思う。我国にても原因は横に置くとして、過去に法隆寺や金閣寺、東大寺等にて 決して小さくない火災が複数回生じており、主要部位に ノ大聖堂同様の木部を多く抱えている。歴史遺構や文化財を訪ねる立場の我々を含め、普段からの防災を地道に考える必要を 改めて感じる所。ノ大聖堂同様に 何世紀も経た現代の消火技術がそのままでは使えないケースもあり、それこそ人智が試される場面も多くあろうが、必ず良き方策を手にできる事を信じたく思う。

本題です。防災の引っかけた話ではないが、この所安部自公内閣にて、閣僚が舌禍から辞任するケースが相次いだ。確かに与党の一強時代が長く続き、安倍内閣も長期政権の弊害ともいえる タガの緩みと言うか、統御・ガバナンス能力の低下を窺わせる事象が見られるのは事実。安部総理大臣は麻生副総理大臣や菅(すが)官房長官など主要閣僚などと連携の上、任命責任を強く意識して 国民への謝罪意識を持ちながら事態の収束へ向け 誠実な対応を願いたいものだ。

その上で、野党の追及姿勢の不良にも 厳しい目を向け続けたいものだ。辞任の桜田前五輪相、塚田前国交副相・二閣僚の不適切発言につき、安倍総理大臣への必要な問責に留めるなら当然の権利行使の範囲だが、特定野党の動きはその範囲に留まらず、明らかに倒閣狙いの 妥当な範囲を逸脱した暴挙レベルのものだろう。任命責任を問う為の、両院にての集中審議要求も 与党側は応じない意向の様だが、両院予算委員長はいっその事「前例なし」との消極的理由だけでなく「特定野党の質疑姿勢が余りに不良。よって集中審議の開催価値なし」との本当の理由を吐露したらどうなのか。それで特定野党が審議拒否の構えに出たら、それは恫喝ではないか。昨年の同じ頃にも、特定野党は 18日にも亘る審議拒否の挙に出たが、同じ気でいるなら 恐らく近日の統一地選後半戦や衆院補選、今夏参院選の悪影響を覚悟する必要があろう。

こうした体たらくを見ても、第一「特定」野党・立憲民主党は、本気で地盤を固めて国民的支持を取りに行く気があるのか、拙者などは疑問だ。党支持率は未だ 5%を割る有様だし、先頃出された枝野党代表の「政権交代構想」も、信頼性は低迷したままだろう。旧民進党左派勢力の寄せ集めにより、党の方向性は 限りなく旧社会党へと近づいたも、底の奥の浅さはどうしようもないだろう。国会運営への対応は、年功の差に留意するとしても 旧社会党の方がマシだった様な気がしてならない。

枝野党代表は、演説ではもっともらしい偉そうな言葉を発しても、本当の所は 旧社会党の歩みからさえ本気で学ぼうとしていないのではないか。それは立憲民主執行部や主要両院議員連中の不良姿勢にも表れている様な気がしてならない。とまれ、このままでは支持を大きく上向かせるのは無理だろう。今回画像は、昨年初夏に当地西郊を行く JR北陸線に姿を見せた 蒸機列車の様子。画像には映らぬも 日曜とあって、多くの撮影各位で賑わったものです。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3429.html

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする