Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

正義の所在地

2007-06-29 14:24:00 | インポート
2007=平成19年6月も後僅かとなりました。
明けて7月はもう1年の折り返し点。雲行きの怪しい空の下、過ぎてみると時の流れの速さを感じもしています。

昨日まで広島高等裁判所にて、1999=平成11年に山口県下にて生じた母子殺人事件のやり直し審理についての、弁護側被告人質問が行われ、私は務めて冷静に、このやりとりを見守って参りました。結果は皆様もご存知の様に、大いなる失望を伴う低劣な結末でありました。

当初、暴行殺人の起訴事実を認めながら弁護人質問にては突如供述を翻し、起訴事実を否認した被告人。これは被告人の積極的意思よりはむしろ、弁護団の高圧的とも言える誘導と演出による所が大きいと強く思います。

必要最小限の被告人擁護と言う本来の使命より大きく逸脱して、「死刑廃止」と言う政治目的の為にこの裁判を利用している印象を強く受けます。
それ故「助かりたかったら、我々の言う事に忠実に従え!」との事実上の命令を被告に対して発しているのではと疑いたくもなりますね。それがあらぬか被告人の態度は日毎に高慢化の一途を辿り、昨日の質問最終日には退廷時、遂には被害者遺族に対し鋭く一瞥する姿勢すら見せた由。誠に憤激の一語に尽きます。

思えば昨日までの3日間の流れは、被告人本人よりもこの弁護団の罪業の方がはるかに大と申して良いかと思います。
弁護団は死刑廃止の本来の目的よりも更に逸脱、当初の起訴事実を歪曲した上に、更には精神鑑定人や法医鑑定人の証人尋問を通じて、被告人犯行時の心神耗弱を理由に無罪を主張する画策を抱いているやに聞いております。
最早「この裁判は司法の怠慢」を主張する資格は皆無であると、私は見ています。

司法の怠慢状態を引き起こしたのはむしろ弁護団の方でしょう。
限りなく命令に近い強引なやり方で、ありもしない事実を被告人に述べさせる所業は、かつて猛威を振るった極左過激勢力の有様と非常に似通ったものを強く感じます。現に団長格のY弁護士は学生の頃、全共闘と呼ばれた急進運動に加担していたとの情報もある様です。又弁護団全体について言える事ではないかと思いますが、やはり「勝者の裁判」と呼ばれ戦後の自虐史観の発端となった、東京裁判こと極東国際軍事裁判の我国への文化的悪影響を黙認し、そのまま良しとした不良な精神風土が背後にあると強く感じます。

私はこの問題について先月も一度触れ、被害者遺族の心情を一顧だにしていない不良な姿勢を糾した事がありましたが、その所は改善どころか悪化の一途を辿っていると思っています。だから被告人が、遺族各位に睨みをくれる如き不遜な態度を取らせる事もできるのでしょう。

同裁判の集中審理はこの後、7月と9月にも行われる予定ですが、とに角法律面のみならず道義的、人倫的側面からも公正な審理が行われる様我々は強く求めて行く必要があると思います。
死刑制度の運用は厳正慎重を期すべきであるのは勿論ですが、まず被害者の供養、そして遺族各位の悲しみが報われる判決を目指さなければなりません。もし、この裁判の結果が芳しくないものならば、他の凶悪犯罪の裁判や最近相次いでいる他の事件、在日朝鮮人総連合会本部の仮想売買問題や北日本の食肉偽装問題等の裁きに形や程度こそ違え、良からぬ影を落としかねないと強く危惧するからであります。

今月の拙日記は以上です。ラタ、マイ月。*(日本)*

コメント
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