コナサン、ミンバンワ!
今回と次回、当記事は再び我々にとり身近な、乗物の話でもさせて頂こうと思います。
ご存知の通り、当地愛知は自動車王国。自家用車の普及率とその依存率は恐らく日本一と思われ、名古屋市内の道路も広い区間が多いです。ただ名誉ではない実態も認めざるを得ません。昨2005=平成17年度の交通事故犠牲者数は全国最悪となってしまい、その状況は今年も大した改善もされそうにありません。広い道路故、速度が上がり勝ちなのも一因でしょうか。
余談ながら我が居所にも乗用車が約1台、棲息しております。
さて今月初めの11/5日曜日、極力避けている名古屋都心への自家用車にての外出をする破目となりました。これも多くの方々がご存知の様に、週末の当地の中心部は大変な人出があり、又多くの車両にて道路混雑が激しく、随所で渋滞する光景が見られます。
私は西の方から市街地を東西に走る所謂100m道路、若宮大通を東上し、丁度栄と呼ばれる都心南部に位置する老舗百貨店「松坂屋」のすぐ南の道路下に広がるW駐車場に車を入れました。ここはやはり都心近くですので駐車料金はちと高めですが、それでも中心街のそれよりは安く、100m道路から安全に直接出入りでき、進路も解り易いのが強みです。日曜日の日中だからさぞや混んでいるだろうと思いきや、さにあらず・・・。
地下に降りてみますと、駐車場所に空きが点在しているのです。勿論車の出入りはありますが、昼近くなのに結構な余裕・・・。こは如何に?
これは結局、名古屋人、そして愛知県人は自車にて目的場所のすぐそばまで乗り付けないと、気が済まない事の表れではないかと思います。それを証拠に、松坂屋から北の中心街に向かっては、相も変らぬ大混雑。交通信号の3回待ち位は当たり前。至便な駐車場は高価な料金にも関わらず、場所の奪い合いが演じられる有様。
取締りが強化されても適法ではない路肩駐車が根絶されたとは言えず、本当に多くの来訪者が「行き過ぎた便利さ」に慣れ過ぎ、と言うより慣らされ過ぎてしまっている印象を強く受けますね。
本当に現代人は「ちょっと歩く」と言う視点を失ってしまったのではないかと錯覚さえ覚えます。こんな光景が1年中、土、日曜日が巡って来る度に繰り返されているのです。大気汚染など地球環境への悪影響も懸念され、又、多くの来訪各位の待ち時間の増大から来る経済損失の発生もきっとある事でしょう。
私は基本的に、休日に名古屋の都心へ出かける時は、極力公共交通を利用する様にし、自家用車の使用は市の周辺に位置する勤務先への往来と、郊外へ出る時を主にし、中心部乗り入れは極力避ける様務めています。
これからは年の瀬や歳暮の時期を迎え、名古屋都心は1年で最も混み合う時期を迎えます。冬の名物、JR名古屋駅の電飾も開始され、こちらの方も、動きが取れない程の大混雑が見込まれます。
自家用車にて見物に訪れる向きが多いせいで、何とか解消の方策を見出したいもの。
自動車も使用法を考えなければならない時期、言わば曲がり角に来ているなと思います。
当地の住民達が「行き過ぎた便利さ」の裏に潜む問題に気がつかなければ、混雑の問題解決は難しいものがある様に思いますね。(以下次回)*(車)*
今回と次回、当記事は再び我々にとり身近な、乗物の話でもさせて頂こうと思います。
ご存知の通り、当地愛知は自動車王国。自家用車の普及率とその依存率は恐らく日本一と思われ、名古屋市内の道路も広い区間が多いです。ただ名誉ではない実態も認めざるを得ません。昨2005=平成17年度の交通事故犠牲者数は全国最悪となってしまい、その状況は今年も大した改善もされそうにありません。広い道路故、速度が上がり勝ちなのも一因でしょうか。
余談ながら我が居所にも乗用車が約1台、棲息しております。
さて今月初めの11/5日曜日、極力避けている名古屋都心への自家用車にての外出をする破目となりました。これも多くの方々がご存知の様に、週末の当地の中心部は大変な人出があり、又多くの車両にて道路混雑が激しく、随所で渋滞する光景が見られます。
私は西の方から市街地を東西に走る所謂100m道路、若宮大通を東上し、丁度栄と呼ばれる都心南部に位置する老舗百貨店「松坂屋」のすぐ南の道路下に広がるW駐車場に車を入れました。ここはやはり都心近くですので駐車料金はちと高めですが、それでも中心街のそれよりは安く、100m道路から安全に直接出入りでき、進路も解り易いのが強みです。日曜日の日中だからさぞや混んでいるだろうと思いきや、さにあらず・・・。
地下に降りてみますと、駐車場所に空きが点在しているのです。勿論車の出入りはありますが、昼近くなのに結構な余裕・・・。こは如何に?
これは結局、名古屋人、そして愛知県人は自車にて目的場所のすぐそばまで乗り付けないと、気が済まない事の表れではないかと思います。それを証拠に、松坂屋から北の中心街に向かっては、相も変らぬ大混雑。交通信号の3回待ち位は当たり前。至便な駐車場は高価な料金にも関わらず、場所の奪い合いが演じられる有様。
取締りが強化されても適法ではない路肩駐車が根絶されたとは言えず、本当に多くの来訪者が「行き過ぎた便利さ」に慣れ過ぎ、と言うより慣らされ過ぎてしまっている印象を強く受けますね。
本当に現代人は「ちょっと歩く」と言う視点を失ってしまったのではないかと錯覚さえ覚えます。こんな光景が1年中、土、日曜日が巡って来る度に繰り返されているのです。大気汚染など地球環境への悪影響も懸念され、又、多くの来訪各位の待ち時間の増大から来る経済損失の発生もきっとある事でしょう。
私は基本的に、休日に名古屋の都心へ出かける時は、極力公共交通を利用する様にし、自家用車の使用は市の周辺に位置する勤務先への往来と、郊外へ出る時を主にし、中心部乗り入れは極力避ける様務めています。
これからは年の瀬や歳暮の時期を迎え、名古屋都心は1年で最も混み合う時期を迎えます。冬の名物、JR名古屋駅の電飾も開始され、こちらの方も、動きが取れない程の大混雑が見込まれます。
自家用車にて見物に訪れる向きが多いせいで、何とか解消の方策を見出したいもの。
自動車も使用法を考えなければならない時期、言わば曲がり角に来ているなと思います。
当地の住民達が「行き過ぎた便利さ」の裏に潜む問題に気がつかなければ、混雑の問題解決は難しいものがある様に思いますね。(以下次回)*(車)*