Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

テロリズムの波紋、続き

2004-09-05 09:20:00 | インポート
今月に入り、ロシア共和国南部の北オセチヤ共和国において、ロシア南部のチェチェン地方の独立を志向すると見られる武装集団が、日本の中学にあたる学校を、1000人を超える生徒らを人質として占拠、立てこもり、ロシア軍特殊部隊との戦闘の末、昨夜ほぼ制圧されました。
考えたくはありませんが、残念ながら生徒を初め人質の学校関係者に、300人超と言われる多くの犠牲者が出てしまい、誠に遺憾としか申しようがありません。先月末には、同共和国近くで自爆テロと見られる旅客機の墜落事件が2件起き、100名近い犠牲者が出たばかりでした。
今回の事件は、これまでを振り返っても、2001=平成13年9月に起きた、N.Yを中心とした米合衆国内同時テロに匹敵する深刻なものと言えるでしょう。特に無防備な子供達の多い学校を標的とした事、学校関係者を装って武装集団の一部が事前に武器を搬入していた様である事、そして人道上問題のある、人質への食糧等提供を一切拒否した事は悪質の一語に尽きると思います。
ロシア南部は1970年代のアフガニスタン侵攻当時より政情不安が続いており、現在のプーチン政権も、イスラム圏と言われるこの地域を、力でねじ伏せて来た印象があります。しかしながら諸外国の反応も、学校を狙った今回の事件は許容できるものではないとの見解が大勢です。
今回のテロ事件は、決して他人事ではない様な気がします。我々の居る東海地方では、来年2005=平成17年3月より約半年間、今世紀初の万国博の開催が決まっています。
この会場で、不測の事態が起こる事も予想されます。事件発生時、どうするのか、今から考えておく必要があるでしょう。
又、ロシア南部地域の独立問題は、内政レベルの事につき、日本国民である我々は、安易に言及はできませんが、軍事力に訴える解決法に頼って欲しくないのは事実でしょう。*(注意)*



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