Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

台風の異変

2004-09-07 23:04:00 | インポート
9月です。台風の季節です・・・と書けば、ここまでは何の違和感もありません。が、しかし・・・。
今年の台風はどうも、以前と少し違う様です。先日の第16号に続き今、第18号が、我々の東海地区から最も近い日本海を北へ向かっています。速度は実に約70km/H。北日本へは明朝にも接近の見込み。この近辺の方々、どうかご用心を。
今年は台風の当たり年と言われますが、それにしても接近上陸が少し多すぎるのではと思います。発生19個中7個が日本本土接近又は上陸しています。少し今年の特徴を見てみたいと思います。
①進行速度が極めて遅いです。発生から本土に近づくまでの南海上においては特に顕著。まる1日停滞する様な事も珍しくありません。この事が特に沖縄県などの離島地区での被害の拡大に繋がる様です。日本海に出ると一転加速するケースも多いです。
②勢力が極めて強大になりがち。先日の16号、今回の18号共に南方で「猛烈」ランクを記録しました。しかも以前とは違い、日本海に出ても勢力は衰えず、この事が北日本での大きな被害を招いている様です。
こうした現象の陰には、太平洋、日本海共に近年特に夏の水温が高く、水蒸気が豊富で台風発生と発達にとり、極めて好条件である事、夏の天気を支配する太平洋高気圧の勢力が弱く、為に台風が本土近くの進路をとりがちな事があるでしょう。さらに日本海流=黒潮の流れに異変があるのも原因の1つと言われています。もしかすると、世界的な難問となった
「地球温暖化」が複雑に絡んでいるのかも知れません。
いずれにしても、強い風雨による被害が少しでも軽微である事を祈りたいものです。*(雷)*

コメント
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