
神戸の旅の後、HPに道中記を書いて更新しましたが、インターネットができる人は10人中2人だけなので、道中記を印刷して手紙を添え、友人に送りました。
その手紙文がどこかに残っていないかと探したのですが見つかりません。おおよそ下記のような内容だったと思います。
今回の神戸の旅はとても楽しく、感動的でした。OMとK子とは、24年ぶりだったんだよね。ぜんぜんそんなふうに感じなかったね。やっぱり、学生時代の友達っていいね。途中から参加した人や、1日目だけしか参加できなかった人もいたので、神戸での3日間を「道中記」として書きました。HPにも載せたので、印刷して送りますね。
わたしは、せっかちであわて者のくせにのんびりしているので(どういう性格やねん?)住吉教会へ行くとき、電車に乗り遅れそうになったり、帰りの新幹線も間に合わなくなりそうになって、HKをはらはらさせてしまいました。そのたびにわたしが「大丈夫、大丈夫」と言うので、HKは「大丈夫っていうのは、グリムの口癖やねんな」と言って笑いました。
実は「大丈夫」の前につく言葉があるのです。それは、「神さまがあんじょうしてくれはる」です。(注 あんじょうというのは、関西弁で、「うまく、具合良く」という意味)
たとえ電車に乗り遅れても「神さまがあんじょうしてくれはるから大丈夫」ということだったのです。
わたしは、今回は病気のことをあまり話しませんでしたが、みんな、心配してくれていることと思うので、少しだけこの手紙でお話しします。
わたしの乳癌は初期だったので温存手術ですみましたが、術後の検査でリンパに転移していることがわかりました。リンパ転移のある人は今後、再発転移の可能性が高いといわれています。再発転移のことを考えると、とても恐ろしく、苦しいこともあります。また薬の副作用で体がしんどいときもあります。
不安でたまらないときは、「神さまがあんじょうしてくれはるやろ。大丈夫や」と、心の中で言うと、不安の波がさーっとひいていきます。
わたしは、イエスさまがいつも共にいて守って下さることを本気で信じています。かつて共に学んだ頌栄短期大学では礼拝がありましたね。当時は礼拝をよくさぼっていたわたしでしたが、イエス・キリストを信じて生まれ変わりました。乳癌になっても「素晴らしい人生だ」といえるのは、キリストに救われたことの喜びでいっぱいだからです。
次に会えるのは、いつになるかわらないけれど、また会いたいね。そして、みんながイエスさまを信じて天国でも再会できるといいなあと思っています。
(ろっちの仲間でクリスチャンは、Tちゃんと住吉教会へいっしょにいったS子とわたしの3人だけです)
手紙をろっちの友人に出すと、HKは「グリムの手紙読んで号泣した」と返事をくれました。
Mちゃんは、ルミナリエが見たいと言ったわたしの言葉を覚えていてくれて、年が明けてから、ルミナリエの写真をたくさん送ってくれました。
OMは道中記を何度も何度も読んだと書いてきました。そして近くの田圃の畦でみつけた(彼女は姫路在住)という四つ葉のクローバーを押し花にしてしおりを作り、同封してくれました。クローバーのしおりの裏に書いてある言葉を読んではっとしました。
そこには「神さまがあんじょうしてくれはる」と書いてあったのです。彼女はクリスチャンではありません。でも、その言葉が気に入ってくれたようです。
わたしは、不安なとき、そのしおりを見て何度も慰められました。自分の書いた言葉が友人によってこだまして、わたし自身を励ましてくれたのでした。
おわり
その手紙文がどこかに残っていないかと探したのですが見つかりません。おおよそ下記のような内容だったと思います。
今回の神戸の旅はとても楽しく、感動的でした。OMとK子とは、24年ぶりだったんだよね。ぜんぜんそんなふうに感じなかったね。やっぱり、学生時代の友達っていいね。途中から参加した人や、1日目だけしか参加できなかった人もいたので、神戸での3日間を「道中記」として書きました。HPにも載せたので、印刷して送りますね。
わたしは、せっかちであわて者のくせにのんびりしているので(どういう性格やねん?)住吉教会へ行くとき、電車に乗り遅れそうになったり、帰りの新幹線も間に合わなくなりそうになって、HKをはらはらさせてしまいました。そのたびにわたしが「大丈夫、大丈夫」と言うので、HKは「大丈夫っていうのは、グリムの口癖やねんな」と言って笑いました。
実は「大丈夫」の前につく言葉があるのです。それは、「神さまがあんじょうしてくれはる」です。(注 あんじょうというのは、関西弁で、「うまく、具合良く」という意味)
たとえ電車に乗り遅れても「神さまがあんじょうしてくれはるから大丈夫」ということだったのです。
わたしは、今回は病気のことをあまり話しませんでしたが、みんな、心配してくれていることと思うので、少しだけこの手紙でお話しします。
わたしの乳癌は初期だったので温存手術ですみましたが、術後の検査でリンパに転移していることがわかりました。リンパ転移のある人は今後、再発転移の可能性が高いといわれています。再発転移のことを考えると、とても恐ろしく、苦しいこともあります。また薬の副作用で体がしんどいときもあります。
不安でたまらないときは、「神さまがあんじょうしてくれはるやろ。大丈夫や」と、心の中で言うと、不安の波がさーっとひいていきます。
わたしは、イエスさまがいつも共にいて守って下さることを本気で信じています。かつて共に学んだ頌栄短期大学では礼拝がありましたね。当時は礼拝をよくさぼっていたわたしでしたが、イエス・キリストを信じて生まれ変わりました。乳癌になっても「素晴らしい人生だ」といえるのは、キリストに救われたことの喜びでいっぱいだからです。
次に会えるのは、いつになるかわらないけれど、また会いたいね。そして、みんながイエスさまを信じて天国でも再会できるといいなあと思っています。
(ろっちの仲間でクリスチャンは、Tちゃんと住吉教会へいっしょにいったS子とわたしの3人だけです)
手紙をろっちの友人に出すと、HKは「グリムの手紙読んで号泣した」と返事をくれました。
Mちゃんは、ルミナリエが見たいと言ったわたしの言葉を覚えていてくれて、年が明けてから、ルミナリエの写真をたくさん送ってくれました。
OMは道中記を何度も何度も読んだと書いてきました。そして近くの田圃の畦でみつけた(彼女は姫路在住)という四つ葉のクローバーを押し花にしてしおりを作り、同封してくれました。クローバーのしおりの裏に書いてある言葉を読んではっとしました。
そこには「神さまがあんじょうしてくれはる」と書いてあったのです。彼女はクリスチャンではありません。でも、その言葉が気に入ってくれたようです。
わたしは、不安なとき、そのしおりを見て何度も慰められました。自分の書いた言葉が友人によってこだまして、わたし自身を励ましてくれたのでした。
おわり
いつかまた神戸に行って、道中記part2が書けたらいいなあと思っています。
神さまが働いてくださったから、友人の心に届いたのですね。