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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

神戸道中記(その9)

2006-05-20 09:21:34 | 過去の記事より
 梅雨のような天気が続いています。今日は荒れ模様。風が強いです。明日から晴れるというので五月晴れを楽しみにしています。今日は、神戸の旅を終えて思ったことを書いた記事を載せます。


この神戸の旅は、単に昔をなつかしむためのものではありませんでした。
過去をふりかえることによっていまの自分をみつめようと思っています。
今まで生きてきた人生の中でいちばんつらかったのが中学生(神戸に住み始めたころ)で、いちばん楽しかったのが短大生のころでした。
でも、短大のころ自分が幸せだと感じていただろうか?と考えると、そうでないことに気づきました。

 心は空しい思いでいっぱいで、心のすき間から冷たい風がいつもふいていました。友だちと楽しい時を過ごしているときだけは忘れますが、どんなに楽しいことをしていても、すぐに空しくなるのでした。

 卒業してからは将来に対する不安が強くありました。友が婚約したと聞いたときは「おめでとう」と笑顔でいいながら、心では取り残されたような思いになって悲しみ、そんな自分に嫌気がさしたりしていました。
 そのころ、わたしはタロット占いにはまっていました。洗礼を受けてからも占いをしていました。

 聖書には占いは罪だと書いてありますが、ろくろく聖書も読まなかったわたしは知りませんでした。知らないとはいえ、占いで未来を知ろうとすることは、神さまに対して悪いことなのだと気づくはずなのに……気づきもしなかったのです。

 神さまがこの世界で起こることすべてを導いて下さるということ(摂理)がわかっていれば、占いなどしなかったでしょう。占いで良い結果が出たとしても当たるかどうかもわからないのにどうして夢中になってしまったのでしょう……。
色々な人をカードで占ってしまって、ごめんなさい。
占いにはまったのも心が空しさを覚え、また不安定だったからでしょう。

 青春だから不安定なのか、失恋をしたから空しいのかと思っていましたが、
後に自分の結婚が決まりいちばん幸せなはずのときにも空しさを感じていました。その空しさからの解放は、神戸から関東に移り住んでからになります。

(詳しくは05年12月に書いたエッセイ「心のすき間がうめられて」をご覧下さい)

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (まこ)
2006-05-20 14:44:51
以前、h先生のメッセージで取り上げていただきましたが、我が次男が言うには「友達と遊んでも虚しい。デートしても虚しい。勉強しても虚しい。アルバイトしても虚しい。部活をやっても、やっぱり虚しい。」と言うのです。



早く、生きて働く神様に出会って、心の虚しさから抜け出て欲しいと願っています。イエス様しか、この虚しさを癒して、埋めて、喜びで満たしてくださる方はいらっしゃらないのですから・・・。
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まこさんへ (土筆文香)
2006-05-20 16:07:28
このように虚しさを感じている人がたくさんいることと思います。

虚しさから解放して下さるのは、イエスさましかおられませんね。



息子さんがイエスさまを信じることができるようにお祈りします。
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