生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

旅日記(その2)

2016-05-18 21:33:28 | 日記

尖閣湾へ連れて行っていただきました。

尖閣湾とは、姫津から北狄まで約3㎞の海岸に広がる5つの小湾の総称。ノルウェーの「ハルダンゲル・フィヨルド」の峡尖美に似ていることから、尖閣湾と名付けられたそうです。30m級の尖塔状の断崖が連なっています。


海に白い泡のようなものが浮いていました。波の花というものだそうです。砕けた波が泡となって舞飛び、その泡が再び海岸の岩や枯木の枝に舞い降りて海岸一帯を覆い、花が咲いたようにみえます。
こんなにたくさん見えるのは珍しいとタクシーの運転手さんが言っておられました。

日本海は波が荒いので、このような現象が起こるのですね。
岩も荒波と風に削られて痛みを伴って美しく刻みつけられます。創造主である神様の芸術作品です。
わたちたちも荒波に傷つけられたり、冷たい風に吹かれたりして苦しむことがありますが、それがいつか波の花のように、あるいは彫刻を施された岩のように美しいものとして残るのではないでしょうか。


尖閣揚島遊園には、船底にガラスがはめ込まれたグラスボートが遊覧していました。少し波が高く、ボートは大きく揺れています。
わたしは乗り物酔いしやすいので、どうしようかと迷いましたが、思い切って乗りました。
船からの景色は素晴らしいものでした。船底のガラスを見ると、魚が泳いでいるのが見えました。気分は悪くなりませんでしたが、大きく揺れるので座席にしがみついていました。
                           つづく




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