生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

研修会(その2)

2013-06-13 17:13:00 | 日本クリスチャン・ペンクラブ
日本クリスチャン・ペンクラブの研修会は、安中聖書教会の会堂をお借りして行われました。参加者は11名です。(上の写真は2日目に訪れた安中教会)


研究発表では新島襄についての話を伺いました。
新島襄は、いま大ブームになっているNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公、新島八重の夫です。


新島襄の肖像画

新島襄は安中藩士・新島民治の子として江戸神田一ツ橋の上州安中藩邸で生まれました。幼名を七五三太(しめた)というと聞いて、変わった名前だなあと思いました。

それは、女子が4人続いた後の初の男子誕生に喜んで、祖父が「しめた」と言ったことから命名されたらしいです。

20歳のとき、初めて漢訳の聖書を読み、21歳でアメリカ商船ベルリン号でアメリカに向けて密出国します。それから9年の間アメリカで過ごすのですが、船の中で知り合ったA・ハーディ夫妻の支援をうけて、アーモスト大学、アンドバー神学校で学ぶことができました。
23歳で洗礼を受け、神学校卒業後、宣教師として日本に戻ります。帰国してから「同志社英学校」を設立します。

当時、出国を禁じられていた日本からアメリカに行けたこと。何の保証もない21歳の青年が異国の地で大学や神学校にまで通わせてもらえたこと。宣教師となって帰国したこと。どれひとつとってもびっくりすることばかりです。
それらの背後に神の守りと導きがあったと思わずにはいられません。

新島襄は、
「この世に対する神の愛は無限に大きく強烈である」
「この世の意味を見出さなければ神の愛を知ることができない」

と「神の愛」を熱く語りました。







研修会2日目に訪れた「新島襄記念会堂」(日本基督教団 安中教会)です。
大正8年に新島襄召天30年を記念して建設されたそうです、石造りの重厚な建物でした。
       
                    つづく


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