生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

背中を押されて(その2)

2011-11-01 07:53:40 | 教会
メッセージの続きです。

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出ていくことに加え、帰ることが必要です。小さい子どもは親にぴったりとくっついています。子どもは成長するにつれ、親を信頼することを学び、安心と信頼を得て出ていくようになります。帰るところがあるから出て行けるのです。

わたしたちも一週間の旅を終えて教会に帰ります。礼拝で心の翼をたたみ、心の羽を癒され、ふたたび羽ばたいていくのです。

出ていくために必要なことは、

①出ていくために受け取る。(4人の男が食物を口で味わい自分自身のものとしたように、神様が差出している物を受け取ることが大切です。)

②出ていくために知る。
(4人の男は同胞の叫びを聞いて人々の必要を知って出て行きました。関わりを持っている人の必要は何か知って出て行きます。)

③出ていくために帰る。
霊的なベースキャンプをもつことが必要です。(霊的なベースキャンプとは、満たされ、癒され魂をしずめる場所です。)


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わたしが関わっている人たちの話を聞いていると、不安と恐れを抱いている人が多いことに気づきます。イエス様をダイレクトに伝えようとすると、耳をふさいでしまいます。

わたしが幼少の時から求めていたものを探し、いまだに見つからないために魂の放浪の旅を続けている人が大勢います。
わたしは、その人たちに伝えなくてはならないと思います。

城壁の内側には敵に囲まれていると思い込んで絶望している人々がいて、城壁の外側には敵はすでにいなくなっていて、食べ物や宝のある場所になっていることを知っている人達がいます。そのことを城壁の内側の人たちに伝えることが、外側にいる人の使命ですね。

わたしは書いて伝えたいと思います。書くことも『出ていくこと』になると考えます。自分の辛かった過去を書くことは、身を引き裂かれるような思いがします。思い出したくもないことを思い出し、再度傷つくこともあるでしょう。
でも、真実なものに出会った喜びを思うと、その辛さは忘れられます。

わたしには霊的ベースキャンプがあります。礼拝の場もそうですし、デボーション(聖書を読み祈る)のときは神様と一対一になる静かで満たされた時間です。
霊的ベースキャンプで力を得て、書いていきたいです。
                       おわり



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