生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

今日を後悔しないために

2011-11-06 17:19:10 | 日記
3日~5日まで主人と九州(熊本・鹿児島)旅行に行ってきました。主人が退職時に会社から旅行券をいただいたので、結婚30周年の祝いとして旅行する計画をたてました。

主人は6日を含めて3泊4日の旅にしようと言ったのですが、旅行中に旅先の教会で礼拝するのは難しいので、5日中に帰ることを希望しました。

礼拝を守らなくてはならないという律法的な気持ちではなく、日曜日は礼拝を守りたいという強い願いがあるためです。そのため少しハードスケジュールになり、昨夜帰宅したのは深夜12時近くでした。

月曜日から熱を出したヒックンを旅行の前日まで預かっていて、熱が下がらないヒックンをママに委ねて旅立つことになりました。
わたしは、ヒックンの風邪がうつったのか、旅行当日から喉が赤く、3日間風邪薬を飲んでいました。
そのため眠くて、眠くて、寝てばかりいました。風邪は少しずつ回復してきて、2日目は温泉に入れました。
ヒックンは4日から熱が下がってきたと連絡があり、ほっとしました。

体調が悪かったのにもかかわらず、すばらしい旅ができ、すべてのことが守られて元気で帰宅できたこと。今日、礼拝出席できたことを感謝しています。
旅行のことは後日書きますね。


今日の召天者記念礼拝で牧師先生が読んで下さった詩をインターネットでみつけましたので、全文を紹介させていただきます。
3.11で息子さんを突然失った母が書いた詩だそうです。

最後だとわかっていたなら

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから


『Tomorrow Never Comes』
作 / ノーマ・コーネット・マレック
訳 / 佐川睦
出版社 / サンクチュアリ出版


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