梅雨が明けて急に暑くなりました。暑さにやられ、電車のクーラーで風邪をひいたこともあって、昨日は一日ダウンしていました。急に暑くなるとき、毎年体調を崩します。
13日、14日は娘と一緒に三鷹の実家に行って、草取りや掃除の手伝いをしてきました。草取りって、重労働ですね。
先月も実家に帰ったとき草取りをしたのですが、1か月もたたないうちにもう延びてきています。我が家はマンションなので草取りをする必要がないので助かっていますが・・・。
一昨日は朝早く起きて、母と娘と3人で2時間ほど草取りをしました。狭い庭なのですが、通路とあわせるとかなりの草が生えていました。
実家はわたしが生まれ育った家です。実家の庭にはなつかしい思い出が詰まっています。今はもうありませんが、大きないちじくの木があって、実がなると屋根に上ってとったこと。
いちじくの枝にロープをかけて父がブランコを作ってくれたこと。ゴザを敷いて近所の友達とままごとで遊んだことなど・・・。
あと2年ぐらいで母はこの家を売って老人ホームに入ると言っています。この庭も家もなくなってしまうのです。
いま、母と草取りしていることが懐かしく思える時がくるのだなあと、しんみりとした気持になりました。
それにしても、母の元気なのには驚きます。2時間草取りをしても疲れた様子がありません。わたしよりよほど体力があります。一か月に一度は友人と旅行に行き、毎週体操教室やコーラスなど楽しんでいます。
友人がたくさんいて、月に2.3回は妹が訪れるので、ひとり暮らしでもさみしいことはないと思っていました。
ところが、帰りがけに「毎月きてちょうだいね。さみしいから」とぽつんと言ったのではっとしました。母もさみしいのです。
次回は孤独について書きます。