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成年後見を悪用?

2007-04-26 10:26:12 | 成年後見(人)関係の事件簿
下柳(神)2勝、金刃(巨)3勝、石井(中)、久保(ロ)2勝、吉井(オ)1勝、畠山(ヤ)1号<専大北上高出身>
「成年後見を悪用?94歳女性から2000万詐取、2人逮捕」
 一人暮らしの資産家女性(94)から出資金名目で2000万円をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は25日、元暴力団組員で、東京都荒川区のリフォーム会社「青嵐環境開発」の実質的経営者、神林正一(46)(荒川区西日暮里)、同社社長の元行政書士、山本成男(46)(茨城県古河市上辺見)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。
 山本容疑者は行政書士の立場を悪用し、財産管理を含む成年後見契約を女性と結んでいた。この前後に女性の資産6500万円以上の行方が分からなくなっており、同課では2人が受け取っていたとみて追及する。
 調べによると2人は2003年ごろ、杉並区内の女性の自宅のリフォームを請け負ったことをきっかけに女性に接近。04年4月、女性が渋谷区内に所有するアパートの売却を仲介した際、「会社を大きくするために出資してほしい」と持ちかけ、売却代金約6500万円のうち2000万円をだまし取った疑い。行政書士だった山本容疑者は05年5月、女性との間で財産管理を含む成年後見契約を結び、相続人の同意なしに資産を処分できるよう遺言を書き換えていた。女性の資産はアパートの売却代金の残額など6500万円を超えていたが、その大半がなくなっていた。(2007年4月26日1時51分 読売新聞

行政書士の立場と「任意後見制度」を悪用した許しがたい行為である。「任意後見制度」は、公証役場で第三者の立会いの元で「公正証書」にしてから機能する訳だし、社会福祉士会の場合は、都道府県支部の「権利擁護センターぱあとなあ」に届出る事になっている。基本的な法律的行為についての不正行為などはチェックできると思うのだが、残念な事件である。徹底的に捜査して事実解明し断罪してほしい
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