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国道脇 黙々草刈り 大槌町!

2012-09-01 12:30:57 | Weblog
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国道脇 黙々草刈り 大槌町
 大槌町の玄関口に当たるショッピングセンター「マスト」付近の国道のり面で、誰に頼まれたわけでもなく、毎日黙々と草を刈っている男性がいる。
残暑の中、汗も拭かずに刈る姿に気づき、町民らが声をかけたりお茶を差し入れたりするようになってきた。

    ◇

 男性は近くに住む小笠原毅さん(71)。
子供の頃から片付けが好きで、山仕事や出稼ぎ仕事の作業現場などでも率先して掃除をしたり、草刈りをしたりした。
津波で一人暮らしのアパートが浸水し、避難した温泉旅館でも床掃除の手伝いをした。

 国道付近の草刈りは震災前から始めた。
「町の玄関なので、外から来る人が気持ちいいように」と思ったのがきっかけだ。
大雨の日など以外は毎日続け、震災の日も刈っていた。震災のがれきが片付いた昨秋から再開した。

 「夏になると草が高くなって大変」だが、機械は使わず、鎌とはさみで1本ずつ見極めながら刈る。
「コスモスや菊の苗は残したいから」。
刈り終えたのり面には、チョウやトンボが舞う。
「きれいになったら、だれか子供の遊ぶ公園にしてくれないかな」。刈った草は集めて腐らせ、腐葉土にするという。

 国道の走行上支障のある雑草などは国が業者に委託して刈っているが、支障のない道路脇の雑草などは、苦情を受けた場合は職員が処理する。
三陸国道事務所釜石維持出張所は「声はかけたことはありませんが、刈っていただいているのは見ています。ありがたいです」と話している。
(2012年08月29日 朝日新聞)

国道45号線沿いの大槌町付近は、毎月1~2回車で走行する。
いつも花壇や路肩が綺麗に除草され、手入れが行き届いているなあと思っていた。
小笠原さんが主体的に、しかも一人で積極的にやっているとは知らなかった。感謝しなければいけない。
国道沿いの草取り、花壇整備をやったことがあるが、大変だ。
根気、体力、気配り、気苦労が並大抵ではない。どうか健康に留意して頑張って頂きたい。
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