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 台風10号の被害による国道!

2016-09-06 09:55:47 | Weblog

道106号迂回路も大渋滞 宮古-盛岡は倍の時間に


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 台風10号の被害による国道106号の一部区間通行止めは、物流や水産などの事業者や通院で利用する市民らに大きな影響を与えている。釜石市を経由して迂回(うかい)することで各所で渋滞が発生し、通常の2倍以上の時間がかかる。106号は宮古市と盛岡市をつなぐ経済活動や市民生活の大動脈。5日現在、通行再開のめどは立っておらず、早期の復旧が待たれている。

 宮古市のリアス環境管理(及川元社長)は、建設現場などの産業廃棄物を収集し、盛岡市などの処分場に運んでいる。通常約2時間の道のりが、釜石市を巡って遠回りすると約4時間。産業廃棄物用の大型トラックのうち、大雨浸水で修理中や、災害廃棄物の回収に当たっている車両もあり、台数減の影響を最小限にするためルートなどを細かく計算してやりくりする。

 県北バス(盛岡市)が運行する「106急行バス」は、現在は臨時ダイヤ(5往復)で、盛岡―宮古間の所要時間は通常の2時間15分に対し約3時間50分。渋滞のため、さらに20~30分遅れる状況だ。通院のため週に1度利用する山田町の女性(70)は「ほぼ倍の時間がかかる感じ。12日にも使うので、それまでには元に戻ってほしい」と願う。

【写真=一部区間で通行止めが続く国道106号。最後に残った蟇目地区の復旧工事が急ピッチで進められている=5日午後4時、宮古市】

(2016/09/06)
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