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編集部から 認知症の見極めは難しい?

2009-02-21 11:05:19 | 認知症ってなに?
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【ゆうゆうLife】編集部から 認知症の見極めは難しい
このニュースのトピックス:病気・医療
 「もっと早く、母の認知症を疑うべきでした。母は2年前から帰り道が分からなくなることがあったのに」

 連載「どうなる!? 要介護認定」で取材した会社員の男性(44)が、悔しそうに話す。

 男性の母親は常に見守りが必要な状態で、医師から「認知症の傾向がある」と診断された。ところが、男性は仕事の都合で平日の訪問調査には立ち会えなかったという。男性は「調査のとき、私が症状を詳しく説明していれば、要介護3から2に軽くなることは、なかったかも」と唇をかんだ。

 認知症の程度は、医師や認定調査員によって判断に違いが生じる場合がある。「認知症の人と家族の会」の高見国生代表は「早期に専門家の支援を受ければ進行を遅らせ得る」と早期診断の重要性を指摘するが、身近にいる家族でも発症を見極めるのは難しいのが実情だ。

 認知症の要介護度を認定する方法が未完成な点も、家族の負担となる。

 国際高齢者医療研究所長の岡本祐三医師は「要介護度は介護に必要な時間に応じて判定するが、認知症の場合、要介護度と介護にかかる時間が必ずしも一致するわけではない」と話す。要介護度が重く出たからといって、適切なケアが受けられるとはかぎらないようだ。

 男性の母親のように、軽くても常に見守りが必要なケースは、どうすればいいのか。私も答えを探している。(2009.2.13 全国紙 )

成年後見人として関わる高齢者の方々は、ほとんどが「認知症」である。
地域密着型サービス外部評価の関係で「グループホーム」を訪問する機会があるが、認知症高齢者が多い。地区の民生委員・児童委員の会合で情報交換するが、1人暮らしの認知症高齢者の方の話題が出る。現実にはこれだけ大きな問題なのに、その対応は冷ややかである
「認知症」を理解して、地域で支え合って暮らすことは当たり前である。この普通、当然のことが出来ないのだ。おそらく、これまでの観念を全て否定して取組まないと出来ないのかも知れない。それだけに大変な課題となっているのだ
認知症にかかる医療の充実と日中活動や生活の支援、悩み相談、介護相談、経済的な支援など幅広く、施策を充実する必要があると思う。
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