夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

「地域活動サポート制度」の期待!

2009-03-13 10:55:10 | Weblog
WBCボクシング・バンタム級長谷川V8WBCフェザー級粟生新チャンピオンへ

岩手県の野田村で2009年度から「地域活動サポート制度」をスタートする。
地域に村職員を派遣し、自治活動の企画立案や事務処理をサポートすることで住民と協働の村づくりを推進する。町内会や集落の要請に基づき、その地域の実情を知る地元の村職員を派遣。例えば、公民館を改築する場合、費用の捻出方法や補助金導入の仕方を村職員がサポーターとなってアドバイスする。また、側溝の付け替え、道路の補修、除雪など住民が主体的に取組める活動にも職員が知恵を貸し、協働の村づくりにつなげる。村は、この制度により、活動があまり活発ではない地域の底上げを図り、行政主導、依存型から住民参加型の村づくりに転換していきたい考えだ。副村長はコメントで「地域に溶け込むことで、職員が地域課題を掌握することにもつながる」と期待している。(岩手日報の記事より)

人口減少のすすむ「村」だからできること。と思わず、宮古市においてもすすめて頂きたい行政改革の1つである。その街や地域に生活する住民に自治意識が育たなければ、ダメになる危機感がある
ますます高齢化がすすみ、少子化で子供がいなくなる現実。町内会や自治会等これまでの機能が果たせなくなる。役割や役職を担う人材がいなくなる。市内でも便利な場所に集中して、サービスの格差が広がる。市町村合併が更に輪をかけて過疎化、格差を広げている。シャッター通に象徴されるような閑散とした町、小規模なスーパーや商店が消えていく。空き店舗や駐車場が増えていく。古き良き街並みが消えていくスピードが速いのである。
こうした心配事は今に始まったことではないが、改革がすすまないのだ。市職員=地方公務員も積極的に地域に出て参加してほしいものである。住民は情報がなければ議論も行動もできない。複雑化した行政の仕組みを勉強しながら、暮らしやすい郷土に改善していかなければならない。協働の地域づくりこそが大切である。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 都、夜間の困り事は電話でお... | トップ | 知的障害者を個室に毎日拘束... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事