当事務所独自の企画として「成年後見人養成研修」を初めている。
カリキュラムに賛同して頂き、約50時間、約5万円で実施している。
その内容は、
①成年後見制度の基礎知識から利用・活用の方法。
②知的障がい者、精神障がい者、認知症高齢者の知識、特徴、支援のポイント。
③関連機関や制度の概要、活用方法など。
④後見実務の実際では、施設訪問して面接や対応方法、パソコンなどを使って帳簿作成、記録、関係書類、報告書作成等など、
⑤成年後見人として具体的な実務ができるように養成したいと考えている。
将来は、成年後見人として複数受任して独立や開業も考えてもらいたい。
対象者は、社会福祉士などの資格を有する方であるが、この企画に関心があり、将来、国家資格取得をめざす方であれば、それを条件に研修を引き受けている。
成年後見人は、家庭裁判所が選任し審判するものなので、研修を修了して直ちに成年後見人として「受任」されるとは限らない。しかし、年々、市民後見人へのニーズも高く、キッチリした成年後見研修を経たものがその任につくことが期待される。親族が8割以上も受任している現状でさまざまな問題が出ている。第三者の市民後見人としても実務経験をしっかり踏んだ人材こそが求められると思っている。
そのためにも、受任して実績をつくることが大切で、急務である。
研修方法は、お互いに日程・時間を調整して、都合のつく日を決めて行う。宿泊は市内のホテルにして頂き、事務所まで通っていただく。1日6時間~7時間が限界で、1泊2日で13~14時間終了する。このパターンであれば5回実施となる。
通える方であれば最良である。
岩手県の沿岸地区宮古市は、かなり遠隔地である。
県都盛岡から2時間。東京から新幹線を使い、バスに乗り継ぎ5時間以上?。仙台から5時間以上。北海道からは1日がかり。
しかし、来れば”みやこ”、”住めば宮古”である。
空気も、水も、海も・・・無料のものは美味しい!人情も厚い!環境もいいのです
事務所の近況報告でした。
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