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高齢者の26%「生活苦しい」  09年版高齢社会白書!

2009-06-03 10:58:56 | Weblog
前田健(広)4勝、小林正(中)2勝、ホールトン(ソ)4勝中村(西)18号、ブランコ(中)14号、和田(中)14号第18回岩手山焼走りマラソン全国大会参加者募集7月26日(日)開催

”高齢者の26%「生活苦しい」  09年版高齢社会白書”

 政府は29日午前の閣議で、2009年版高齢社会白書を決定した。65歳以上の高齢者で暮らし向きに「ゆとりがある」と感じている人は8・5%なのに対し、「苦しい」は3倍以上の26・4%に上った。

 白書は、日本の高齢化率は10年代以降、世界で最高水準になると予測し「世界のどの国も経験したことのない高齢社会になると見込まれる」と指摘した。

 60歳以上で近所と「親しく付き合っている」と答えた人は43・0%にとどまり、5年前よりも9ポイント減少。「あいさつをする程度」が51・2%と上回り「近所同士の結びつきが弱まっている」と分析した。

 また65歳以上の男性の80・7%が、介護を頼みたい相手として「配偶者」を挙げたが、女性は63・1%が「子ども」と回答した。

 05年には約230万人だった東京都の65歳以上の高齢者が、30年後の35年には約390万人に達するとの推計を紹介し、都市部に住む高齢者の増加傾向も指摘した。(2009年05月29日 全国紙)

日々の生活・暮らしは楽しいはずなのに、重い、息苦しい状況がある。
さまざまな事柄が変化しているのに、昔、作った制度・仕組みが追いついていかないのだ。悪しきものを廃し、良きものを生かす発想の転換ができないのだ。 多様な価値観の融合が上手くいかないのだ。政治の影響は大きい。政治家が明確な理念を示さないために混乱が起きる。日本は今後、どんな方向へすすんでいくのか、不安だ
少なくとも、上記「09年版高齢社会白書」の数値を下げる努力をしてほしい。不安や心配ごとを少なくして、全ての国民に最低限の衣食住が確保される社会を望む。支援を必要とする高齢者、障がい者、児童等へのきめ細かい施策が期待される。雇用の確保も大切だ。

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2 コメント

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Unknown (CSW Mr T)
2009-06-04 08:46:08
多重債務問題相談員として、債務を法的に処理した後の経済的生活問題として、必要に応じて生活保護申請に同行する方向の話し合いが持たれました。その関係で少し生活保護のことについて文献をリサーチしております。木村さんの書き込みにありましたが、高齢者のみでなく多くの方が経済的にきびしいと考えているのが現状ではないでしょうか、生活保護の基準は生存権の保障のひとつの基準となります。このライン以下の場合、自助、共助等あらゆる手段を講じても回避できないものは、補足性の原理を立てに申請ができることとなっています。では給付を受けている人たちは、どのような生活なのかを紐解きますと、生活はギリギリできるものの、香典は包めないという状況です・・
最低限の文化的についてを問われる内容となっています。日本の各種税金を消費税換算すれば20%となるそうです。北欧の消費税は25%とのことです。なぜ安心感を日本は持てないのか考える必要があります。
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Unknown (きむら社会福祉士事務所)
2009-06-04 11:48:03
勉強になります。
成年後見人として生活保護申請し受給が決まると、本人=成年後見人となり、その後の手続き等も本人に代わって行うことが増えます。面食らいます。
先般、お金が貯まり過ぎていると、市福祉事務所より返還の指導がありました。成年後見人が決めなければならないと言うのです。財産が減るので「ノー」とはいえません。が、「財産」と思うのは勘違いです。
本人へは、不自由なく、心配しないで生活できるように支援しています。まさに身上看護です。この「勘違い」と言ったらいいのか、これに注意すれば、「生保」と「後見人」の2つの制度をセットした良い支援ができる。と思います。報酬も期待できれば、なお最高。
この任務はドンドンやるべきです。
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