夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

進まない復興 力合わせ動く!

2012-08-30 11:16:59 | Weblog
菊池(西)3勝早朝の地震宮古地方は震度3、津波なし

進まない復興 力合わせ動く 山田町
 山田町の17の自営業者が28日夜、復興に向け、「新生やまだ商店街協同組合」を設立した。
国道45号沿いの土地を町が防災集団移転事業で買い取った後、組合で借り、そこに自分たちの店を建てる。
すでに地主とも話し合い、町への売却について内諾を得ているという。
なかなか進まない町の復興事業にしびれを切らし、自分たちで行動し始めた。

    ◇

 同町は中心部が壊滅的に被災。
自営業者は仮設店舗などで再起を目指すが、中心部が残った隣の宮古市などとの差が開き、焦りの色が濃い。
昨年、第3次の国のグループ補助金を申請したが、不採択。
今年は、同じように釜石市との競合に悩む大槌町の業者と組んで申請したが、またもはねられた。
なおも次の申請を目指すが、「もっと構想を進めて、採択されやすくしよう」と組合設立に至った。

 構想では、昨年夏に国道沿いで営業を再開した町内のスーパー周辺で商店街を形成、核として大型店も誘致したい考えだ。
実現した場合、同町では歴史的にも初の商店街になる。

 一方の町は、復興計画でJR陸中山田駅周辺に商店を集中させる構想を描く。
町水産商工課の担当者は自主的な復興の動きを歓迎しながらも、「バラバラに開発されてもねえ」と困惑の表情だ。

 設立総会では、理事長にカメラ店経営の昆尚人さん(37)を選び、毎月の調査研究会などの事業計画を決めた。
昆さんは「いままでは行政を待っていたが、これからは自分たちがまず動き、行政を動かしたい」と語った。
(2012年08月30日朝日新聞岩手版)

隣町・山田町でも復興まちづくりの計画はすすんでいない。
政まかせから住民主体にすすめていかないと、ますます時間ばかりかかり、前進しない。
関係者や皆様のご苦労が伝わっているような記事だ。
行政側も住民側もお互いの計画や構想をまな板に挙げて議論しあうことが大切なのに、この場に及んでも「すれ違い」「ズレ」を感じる。残念だ。
町づくりの理念を共有しあうことが重要になるわけだ。もし「医療・介護を中心とした町づくりを目指す」と位置付ければスッキリするような気もする。
しかし、従来の発想や方法ではいけないので、これをどう具体的に、わかり易くすすめていくか?
まだ学びとノウハウの取得が必要で、焦りと期待を膨らませるながら日々を過ごしている。
コメント
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