夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

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被災地の学校巡回 宮古のサークル!

2012-07-05 11:21:48 | Weblog
三浦(De)通算150勝達成バレンティン(ヤ)23号

被災地の学校巡回 宮古のサークル
 被災した学校などを回り、本の読み聞かせをする宮古市のサークル「ぞうさんのミミ」が常設のミニ文庫を開設した。
会長の嶋田ひろ子さん(63)が同市藤の川の自宅リビングを開放し、1250冊を並べた。
月2回の開設日には、子どものほか、絵本ファンの大人も集う。

 サークルは2001年に結成し、主婦ら12人が幼稚園や小学校などを回る。
名前は「象さんのように耳を大きくして聞いてね」とつけた。

 本は図書館で借りていたが、県や企業からの寄贈で次第に手持ちが増えた。
震災後、被災地に絵本を届ける「絵本プロジェクトいわて」運動に参加し、さらに増えた。
市内の子育て支援施設に置かせてもらっていたが、手狭になり昨年9月、嶋田さん宅に移した。

 夢だった文庫の開設が急に持ち上がった。
震災で街が無くなるのを目の当たりにし、「やりたいことはいま、やろう」と具体化した。
8畳ほどの部屋に、絵本プロジェクトの支援で怪獣の絵が描かれたカーテンを入れ、座り込めるじゅうたんを整えた。
仲間が切り絵で玄関を飾った。

 蔵書は赤ちゃん用の絵本からハリー・ポッターシリーズ、図鑑の類いまで。貸し出しもする。
これまで2回開いたところ、母子10組、小学生8人のほか、中年の女性2人が絵本をじっくり眺めていった。

 嶋田さんは「子どもたちは部屋に入ると、すぐ座り込んで読み始めました」とうれしそう。
子ども好きの女性たちだけに、早速手品や読み聞かせもした。

 毎月第2金曜と第4土曜の午前11時~午後3時。無料。
住所は同市藤の川8の12。
問い合わせはぞうさんのミミ(0193・62・2106)。
絵本プロジェクトから譲られ、自宅前に置いてある本の運搬車、えほんカーが目印だ。
(2012年06月30日朝日新聞岩手版)

素晴らしい取り組みだ
子どもは絵本や図鑑、読書が大好きだ。赤ちゃんから、歩行のはじまる1歳半~2歳頃に何にでも関心を持つ。
”孫”を見ていると良くわかるし、楽しい。ものすごい成長を感じる。
この大切な成長期に、身近な所に、ご近所さんに、こうした場や機会を提供する方がいることは嬉しい話題だ。
絵本1冊でも高価だ。個人で購入することにも限界があるし、全て揃えていくいくことも難しい。
公共の図書館へ行くことも難しい。被災地においては更に厳しい現状が続く。
子どもを育てている母親たちには大歓迎だ。今後も継続的なサークル活動を期待したい。
コメント
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