夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

成年後見の理解に!なにが必要なのか?

2006-08-11 10:23:43 | 成年後見制度ってなに?
神内(ソ)6勝、松永(西)2勝、木塚(横)2勝、石井一(ヤ)7勝
「成年後見制度」を利用したい方がいる場合、①お宅へ出向いて制度の説明をし、②後見人が選任された場合の関係、③お金や契約の扱い、④身元引受人との役割分担、⑤申立にかかる諸費用、⑥必要となる書類、⑦後見人になった人が受ける報酬のこと、⑧後見終了のこと、⑨後見活動のこと、⑩事務所との関係等などを繰り返しお話して、ご納得をいただき「契約」を締結してから支援にあたります。この時に支援・援助料を頂く場合と別途、諸費用を預かる場合と後日、請求する場合と色々です。
十分な説明を理解していただき、100%理解の上ですすめるよう努力していますが、成年後見制度が新しい制度なので説明しても理解できないために、手続きの途中でためらったり、利用を迷ったり、契約解除したり、取消したりのこともあります。その都度、疑問や迷い、お悩みには対応し相談するようにしておりますが、自己決定とはいえ、家族・親兄弟・親戚・いとこなどの調整も必要な場合は、簡単に「依頼」が逆転することもあります。判断能力の衰えた方々の権利擁護と予防的な意味合いもあり、事前に法定代理人を選任して安心していただくことが重要で、気持ちとしては解るのでしょうが、①家裁が介入してまでも必要なのか、②手続きが面倒、③お金がかかり過ぎる等などが問題となっています。又、私は一人事務所で奮闘して、一人で何でも引き受けなければならない事情があり、法人と比較した場合、依頼者側にも不安があるのではないか?とも感じています。これはないものねだりですが。たくさんの成年後見の受け皿があることが理解を高める目安になるにかな。とも思います
現実的には、制度説明し理解されても利用してみないと実際のところはわかりません。こう云えばみもふたもありませんがどうやったら住民や県民・国民の多くの理解が得られ、利用が促進されるのか?せめて、①利用できる国の制度として存在していること、②利用の方法が説明できること。を浸透させたいと思います。皆さん頑張りましょう。
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