10月からの介護保険制度の改正にともなう利用料負担の変更についての説明会があり、成年後見人として参加してきました。厚生労働省の資料に沿って改正の要点説明があり、当施設の利用単価表、利用負担金の一覧表が渡され、個別的な詳細説明もあり概ね了解されました。負担が困難な方は、直接、市町村窓口に相談するしかないと思います。負担できない方は、退所するしかない。何とかして捻出して利用負担金だけは施設に支払わなければなりません。私のお客様で、第2段階 介護度5ですが、これまでの39,029円か51,863円へ。12,834円の値上がりです。介護保険料額もこれまでは、第2段階で2,100円だったのが10月から6,100円になります。ダブル負担になる仕組みなわけです。幸い、老齢年金と遺族恩給が支給されており、当面の負担増には耐えられますが、1万~4万円以上の負担の方もおり、深刻な事態が予想されます。
何時、どんな方法で説明されるのか心配していましたが、報酬単価の値上げは、実質的には4円程度であり、金額的に負担の大きい食費、居住費(高熱水費相当)の部分は、施設側に負担するのだから、施設に説明責任を押し付けた方法は「お見事」と言うべきか。
昨年末から「改正=負担増」の情報はありましたが、解散総選挙を挟んで何となく議論もなく、すんなり決定されました。平成18年4月からは「地域包括支援センター」を設置して、ケアマネジメントを充実させ、高齢者への虐待防止、権利擁護に本格的に取り組む。との改正の本流があります。一人ひとりにより良い、納得できるような支援が行われるなら負担は仕方ないことなのか。厳しい目で見守っていきたい。
何時、どんな方法で説明されるのか心配していましたが、報酬単価の値上げは、実質的には4円程度であり、金額的に負担の大きい食費、居住費(高熱水費相当)の部分は、施設側に負担するのだから、施設に説明責任を押し付けた方法は「お見事」と言うべきか。
昨年末から「改正=負担増」の情報はありましたが、解散総選挙を挟んで何となく議論もなく、すんなり決定されました。平成18年4月からは「地域包括支援センター」を設置して、ケアマネジメントを充実させ、高齢者への虐待防止、権利擁護に本格的に取り組む。との改正の本流があります。一人ひとりにより良い、納得できるような支援が行われるなら負担は仕方ないことなのか。厳しい目で見守っていきたい。