Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

降格するわけにはいかない(8節大宮戦)

2015-04-20 01:20:54 | マッチレポート15’
試合前日になって大宮戦は4バックで臨むという情報がチラホラと出始める中、TLに今季は阪田と若狭の負傷で4バックはやりたくても出来なかったっていう意見があったけど、それは違うと思った。少なくとも山口、鈴木、ダニエル(今日の布陣を見ればヤスも)がいたわけで頭数で4バックが出来なかったということはなかったはず。そして今日の試合後の田坂さんのコメントで、守備を安定させたいから3バックを採用したという言葉もあったから、田坂さん自身の意向で昨季の4バックをやめて3バックに変更したわけだ。別に「ほら見ろ」とか言いたいわけじゃなく、もう4バックに戻すしか道はなかったと思う。

13年、史上最低の成績で降格、まさかの続投で臨んだ14年も目標の昇格どころかPOすら逃す結果に終わったにも関わらず、迎えた15年も田坂さんが大分を指揮しているのは、14シーズン末に期待感を抱かせるチームを作り上げたからに他ならない。もちろんDFの枚数なんてさほど関係ないとも思うけど、少なくとも昨シーズン末の期待感に少しでも近づけてくれなければ、田坂さんがなぜ今でも指揮しているのかというそもそもの疑問にたどり着いてしまうわけだ。だから解任論も極めて当たり前のことだと思うし、タイミング的にももう4バックに戻すしか道はなかったと思う。


結果的にダニエルの退場で良かったのかどうかよく分からなかったわけだけど、退場までの時間は優勢に試合を進めてたことだけは確か。ただそれが、システムによるものなのか、尻に火の付いた選手たちの気迫によるものなのかは判断しづらい。ダニエルがダーティーなことをするような選手じゃないことは我々が一番知っているからレッドカードは厳しいとも思うし、スロー映像で見ればスパイクの裏が相手の足に入っているのは間違いないし、何とも言えない。ただ一つ運がない。言えるのはそれだけ。

何でこんなことを思い出すんだろうと自分でも思うわけだけど、初めて降格した09年もシーズン序盤から色々なことが重なり連敗を続けた。おかしいなと思いながらも、去年あれだけ強かったわけだからまだいけるだろ、まだいけるだろと自分に言い聞かせ続けた。そんなちょうど今頃の試合でエジが退場した。 今日と同じく100%納得出来る判定じゃなく。そして今日と同じく負けた。あの年も確か1勝1分あとは全部負けでズルズルと引き離されていった。奇妙なほど似てきた。チームを信じて前を向くことは結構なことだけど、クラブの中の人たちはそれなりの準備をしていてほしい。徒労に終わることを願うけども。



タメが負傷したことは不運かもしれない。
永井のゴールがオフサイド判定されたのは納得いかないかもしれない。
永井のゴールがファール判定されたのは納得いかないかもしれない。
末吉のシュートがディフレクションしたのは不運かもしれない。
高松のスーパーゴールで一矢報いたかもしれない。
数的に不利になったから仕方がないかもしれない。

でも勝ってない。それが全て。言いたいことはいっぱいあるけど、それで勝ち点もらえるなら夜通しでもやる。でも結果として降格してたら何の意味もない。「勝てば官軍」「結果オーライ」何でもいい。勝てるのなら何でもいい。もうそういう段階に入ったと思う。



田坂さん、柳田さん。

「俺、解任まであと何連敗できる?」
(「ジャイアントキリング」第4巻♯28参照)


こういう話を始めてますか?
コメント (2)
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