Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

さあ、3連勝だ!

2012-06-16 13:59:13 | トリニータ
水戸戦プレビューです。

3連戦の最後、3連勝をかけたホームゲーム。今節は1位と2位の直接対決があるだけに自動昇格圏に近付くためにも是非とも勝ちたい試合。

前節の水戸-甲府を録画でチェック。観た感想としては非常に評価の難しい試合ではあるものの、1-3というスコアから連想される完敗感はなかった。不運な失点が多く、甲府とほぼ同じくらいのチーム力ととらえておいた方がよさそうだ。水戸の攻撃はこれといった特徴あるパターンはなく、一言で言えば、ハードワークからの高い位置でのボール奪取に一番可能性がありそう。特に1トップの鈴木隆行選手の貢献度は高い。顔を出すエリアも広く、力強いポストプレーは脅威。今の大分は千葉戦くらいからしっかりと前線で起点を作られると、危ないシーンに繋がることが多いような気がしていて、そういう意味でも鈴木選手のポストプレーはちょっとイヤだ。しかし最後にゴールしたのは何と3月17日ということで、かれこれ3ヶ月ゴールがないということになる。これはどう考えるべきなんだろうか。いずれにしても要注意選手には違いない。あとは15番の島田選手に注目してる。今季の序盤に水戸の試合を観てて、いい選手だなと思った。昨季までは全く知らない選手だったけど、スピードに乗った突破とシュート意識の高さは素晴らしい。2列目の左に入るので、対峙する大分の右のCBは十分に注意してほしい。

守備面に目を移すと、水戸は今節CB二人が出場停止。塩谷選手は今季全試合スタメン出場している守備の要だけにこれだけでも大きい。その上に尾本選手も出場停止。誰がスタメンで出てくるのかは分からないが、一人はキム・ヨンギ選手と思われる。今季半分以上の試合にスタメン出場しているものの甲府戦では最後に失点に直結する空振りをしてしまう等塩谷選手と比較した際のレベルダウンの感は否めない。相手の出場停止に喜んでるようでは情けないという意見もあるかもしれないけど、徹底して結果にこだわるためにはほんのちょっとのアドバンテージにでも付け込むスタンスくらいでちょうどいいくらいだと思う。今の大分にはとにかく結果だよ。ピッチの中でも外でも。

水戸の試合に臨む姿勢として素晴らしいなと思ったことがある。失点をした直後の攻撃は必ずと言っていいくらい一気に攻勢を強めてくる。憶測に過ぎないけど、これは失点をした時こそ下を向くなという柱谷監督の指示だと思う。もし先制を出来たなら、その後のキックオフ直後は十分に注意したい。開幕戦の二の舞だけは絶対にしちゃいけない。

相手のCBのスタメンが分からないだけでなく、大分のボランチのスタメンも読めない。出場停止からキャプテンが復帰してくるけど、前節苦しみながらも十代ボランチコンビは横浜FCの完封に大いに貢献した。いい勝ち方だっただけにいじりづらいだろうし、もちろん村井さんもいる。水戸の4-2-3-1に対応する形にしてくるかもしれない。田坂さんの打ち手にも注目。

連敗で落ちかけたムードも連勝で持ち直した。6位とはいえ、自動昇格圏までは勝ち点差わずかに3。今節から18時以降のキックオフになり、いよいよ夏のサッカーが始まる。水戸のハードワークに負けない運動量を見せて、3連勝を掴み取りたい!
コメント
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