Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

ホスピタリティ王国・富山(9節富山戦)

2012-04-23 02:01:18 | マッチレポート12’
いやー、勝った。遂に勝った。初めて飛行機でアウェイ遠征に行ったのは06年のビッグスワン。あれから約6年。遂に飛行機で行くアウェイ遠征で勝つことが出来ました。

今日はアウェイでの試合に加えて雨、風、不良ピッチと悪条件が重なった。試合前の練習を見てて、ケガ人が出なきゃいいなと思ってた。さらにその上に審判という敵まで付いてきちゃって、正直よく勝ったなと思う。

1失点目のシーン。録画で観返すしてみると微妙なシーンとも言えなくもないけど、現場では線審はしっかりとフラッグを上げたわけだから、主審との協議もなくうやむやのままにゴール認定したのは絶対におかしい。鹿島-浦和戦での怪しいジャッジ連発を松崎審判委員長は全て誤審と認めた上で、主審と線審が連携して正当なジャッジをするべきだったとコメントしていた。そんなことは当然J2の審判にもお達しが来てるはずで、それにもかかわらず、大分の選手たちには何の納得のいく説明もないままに、カードまで出しやがった日高は日高のままだったなと。帰りの飛行機で5列くらい前に座っていたので、搭乗中ずっと後頭部に「ちゃんとやれよ」視線をぶつけ続けときました。

内容は富山が前半から飛ばし気味に試合に入ってきたけど、上記の訳の分かんないゴールがなく、前半スコアレスくらいで終われてたら結構楽勝だったんじゃないかなと思ってる。あれがまだホームで勝てていない富山に勇気を与えてしまったし、苦労する時間が長くなってしまった要因になったと思う。ただそこは決定力ではさすがのところを見せつけてくれた。3点ともいずれも右クロスからで、特に高松とモリシのゴールは見事だった。今後のこの2人の決定力に頼らざるを得ない局面は必ず来ると思うから早々に結果を残してくれたのはいい兆候。他のFW陣が充実しつつあるだけに高松はうまくローテーションを使いながらケガなくいってほしい。

で、タイトルの何が「ホスピタリティ」かと言うと、今回は前泊で1泊2日での遠征でしたが、富山はいい人が多く、今回は特に男性(ほとんどがおっちゃん)が親切で色々なところで声をかけてくれて、感じのいい人が本当に多かった。スタジアムの運営の方々も「雨の中、さらに遠路わざわざありがとうございます」とか入場時に言ってくれたりと心の底からのホスピタリティを感じるわけですよ。さらに今日は試合前にビジョンにスタンドの様子を映して一番盛り上がってる人に賞品あげるよというイベントをやってた。大銀ドームでも長いことやってると思うけど、富山のバージョンは何とアウェイスタンドからも選んでくれるという本当にアウェイ側に優しい土地柄である。ちなみにこのイベント、うちの奥さまと子どもが選ばれてしまい、音波振動歯ブラシもらってました。カターレ富山の皆さん、ありがとうございました。イベントにアウェイ側からも参加してもらおうという配慮は大銀ドームでも真似してみたらどうだろうと思う。

こんな心づくしの富山だけに、あのオウンゴールはわざわざ富山まで来てくれたのに、しょーもない審判のせいで気分を害しちゃ悪いからっていうカターレ富山の心遣いだとしか思えないんだよね。さらに2点目のゴールは、我らが高松とモリシの復帰ゴールの価値をより高めてくれるための演出に過ぎなかったようにしか思えないんだよね。たださ、このおもてなしは有り難く受け取って、骨抜きにされとくのは今日一日だけにしときましょ。富山の足が止まる70分くらいまでは局面で負け続けて、押されっぱなしだったもんね。このままでいいはずはなく、京都戦での修正に期待したい。


6位ですよ、6位。前回3位にまで上がった時はあっさりと1節で振り落とされちゃったけど、今度はしぶとくしがみついときたいね。
コメント (2)
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