Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

絶不調のチームと対峙して

2012-04-14 22:52:27 | トリニータ
徳島戦プレビューです。

3連敗、5試合勝ちなし、約500分間も流れの中からのゴールなし。現在の徳島はこれでもかというくらいの絶不調だ。個人的にはシーズン前に昇格候補の筆頭に挙げてただけにちょっと信じられないという思いだ。今年のトリニータは岡山や岐阜といったそれまで今シーズン未勝利だったチームにもきっちりと勝利してるので、そんなに心配はしてないけど、やっぱり徳島は死に物狂いで勝ち点を取りにくるだろうし、やりにくいことは事実だね。

直近の岡山戦とヴェルディ戦を録画でチェックした。どちらの試合も60分くらいまでは被シュートをわずか1本に抑えて主導権を握り続けて試合を進めるも、終盤に失点を重ね敗戦という展開。これは大久保、フク、那須川、花井という総取替え(西嶋選手は岡山戦から復帰)されたDFラインの成熟度に問題があるのかなと感じる。徳島攻略で特に参考にしたいのは岡山が後半から見せたサイドチェンジを軸にしたサイド攻撃。岡山はほぼ右から攻め続けたけど、サイドで複数人が絡む攻撃に徳島はタジタジになっていた。さらに徳島はクロスに対して中の選手がボールウォッチャーになってるシーンが多く、飛び込んでくる選手を捕まえ切れずにシュートを浴びることが多い。コバちゃんのことだから時間が経てばきっちりと修正してくるだろうからDFラインが整備されてくる前に叩いておきたいところ。

一方得点が取れていないとはいえ、タレントの揃う攻撃陣はやはり警戒が必要。札幌から移籍してきたジオゴ選手は完全にコンディション不良だが、エース津田選手に2列目の衛藤選手と鈴木達也選手が絡む攻撃は怖い。2列目は徳重選手の選択肢もあるようだが、個人的にはこの組み合わせが嫌だなと思う。あとは飛び道具。徳島には那須川選手のロングレンジからくる無回転のFKと大久保選手のロングスローという、いずれも栃木から移籍してきた選手による飛び道具がある。大久保選手のロングスローはほとんどが山なりで来るので、うちのDFラインにとっては脅威にならないだろうけど、那須川選手のFKはパンチ力があっていいシュートが来る上に、かなり遠い位置からでも狙ってこれるので、自陣に入ったら不用意なファールは厳禁。

さて、それでは我が大分トリニータがどうやって徳島を攻略するか。スタメンが少し変更になりそうだという情報がありますが、誰が出ようがポイントは上記の通りサイド攻撃。WBが軸になるのはもちろんだが、岡山はサイドの選手に複数人が絡むようにしていい攻撃を繰り返していた。それを倣うとして、例えば右サイドならサンペーにコテあたりが落ちて絡むのか、はたまたサクがサンペーを追い越して上がっていくのか、いずれにせよ思い切ったプレーをしてほしいと思う。

前節で連勝は止まったけども、ホームに戻って仕切り直し。もう一度連勝スタートのきっかけとなる試合にしたい。観客動員も気になるところ。J2では上位をキープしているものの、早く1万人試合を達成したい。今のJ2はホームで3千人集めるのがやっとのクラブがほとんど。成績はもちろん必要だが、観客動員でもJ1に昇格する価値のあるクラブだということを見せつけて、あとは財布だけという状態にしたい。

よし、勝つ!(川口ではない)
コメント
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