Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

ジャイアントはやって来るのか?

2011-11-19 23:26:53 | トリニータ
本来であれば今日から大分入りして、明日の岐阜戦に参戦予定でしたが、突如子どもが水ぼうそうを発症し、飛行機に乗せるのは危険ということでキャンセルと相成りました。無念です。当日キャンセルでも半額返してくれたJALとSNAに感謝。この無念さは最終節で子どもの水ぼうそうの件には何の関係もないけど北九州にぶつけてやって晴らしたいと思います。

ということで一日何の予定もなかったので、家でずっとサッカーを観ながらゴロゴロしてました。この時期の日本のサッカーは熱い。寒くなってくる外気温と反比例するように熱さを増してくる。今週末もJ1優勝争い、J1残留争い、J1昇格争い、Jリーグ昇格争い、JFL残留争い、地域決勝と日本全国でシーズン終盤の激しい試合が繰り広げられた。来季はこれにJ2PO争いにもしかするとJ2残留争いも加わるかもしれないと思うと楽しみというより恐怖の感覚の方が強いね。

そのJ2残留争いに大きな影響を及ぼすのが町田ゼルビアと松本山雅の今季の昇格。少し前にJ2の定員数が22と決められたことから残された椅子はあと2つ。今季その椅子を争うことを許されているのは上記2クラブとカマタマーレ讃岐。讃岐は現在9位で成績面でちょっと厳しくなった。町田についてはこのブログでも何度も書いてきたので、今日は置いておく。

となると松本山雅。町田と比較すると世間的な知名度は圧倒的に高い。特に天皇杯での存在感は際立ってる。しかし今年は肝心のJリーグ昇格が危ない。松本は最終節がソニー仙台との災害復興支援試合で勝ち点が加算されないため実質1試合消化が多い状態。にも関わらず現在昇格圏外の5位で自力昇格がない。門番SAGAWAと県内ライバルのパルセイロにはもう届かない。そうなると3位と4位の座を狙うしかない。ライバルは町田、長崎、金沢、あとは琉球あたりか。目の前に昇格のぶら下がってる町田がポロポロと勝ち点を落とすことは考えにくく、何とか長崎を捕まえなきゃならない。しかし今日も長崎がアウェイでキッチリと勝ち点3を獲り、このところ好調。残りの対戦相手を考えてもかなり追い込まれてると言わざるを得ない。そういう意味で明日のソニー仙台戦は注目だ。

そもそも松本山雅というクラブは不思議なクラブだと思う。09年くらいから観た試合は5試合程度なので偉そうなことは言えないんだけども。このクラブにはたくさんのサポーターがいる。素晴らしいスタジアムがある。著名企業のスポンサーもついている。様々なドラマも持ち合わせている。しかし最も大事なサッカーがついてこない。全社や地決、天皇杯といったお祭りごと的な大会で強さを見せる反面、日常とも言えるリーグ戦で安定しない。5試合程度ですが強いなと思ったことが少ない。いつも思うのはサポーターがスゴいということばかり。

松本の平均動員数は確か8千人程だ。アウェイにも大挙してやって来る。J2には毎試合3千人程度しか動員出来ないクラブが多数ある中で、これだけ動員出来る松本山雅というクラブはジャイアントである。隣県にもたくさんJ2クラブがあるし、特に昇格初年度はあっという間にスタジアムはジャックされてしまうと思う。

個人的には早く上がってきて対戦したいクラブだ。アルウィンというスタジアムの素晴らしさ、東京から3時間程度の適度な距離感、近隣に上高地や白馬といった試合以外の楽しみを多く持つロケーション。こんなに遠征しがいのあるクラブもそうない。今年と言わなければいつかは上がってくるクラブ。でも出来る限り早く対戦したいクラブだ。

JFLは今週1週間で3試合をこなす。この3試合で松本山雅の来季が決まる。目が離せない。(まぁ、最近ピリッとしないだけに町田の自滅の可能性もないとは言い切れないんだよね。)
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