Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

難しい状況になってきた(22節甲府戦)

2018-07-08 00:55:58 | マッチレポート18’
絶望するほどの敗戦や状況じゃない。首位クラブに10ゴールでダブル食らわせるくらいの力を持ちながら、なおかつ監督交代ブースト使用済みでも11位に沈んでるクラブの方がよっぽど絶望的。


アウェイ甲府での失態を取り返す、前節の完敗を取り返す。ただの勝ち点だけじゃなく、色々と大事な意味合いが込められているはずの試合と個人的には位置付けてたけど、少なくともサッカーのベースの部分でそういう気概のようなものを感じるシーンはほぼほぼなかった。そこは残念。もしかすると選手たちにそんな気持ちはなかったのかな。そうであれば、もっと残念。徳島戦の試合後、そこは伝わってそうに見えたから。


精神論だけでなく球際に全然いけてない。ボールが回される方向に後追いで動いているだけで相手に対してプレッシャーになっていない。見ていてそれが緩さに感じてしまうんだけど、原因が何なのかハッキリさせておかないとこの難しい状況を組織一丸で打破していくことは出来ないと思うぞ。


今日も試合の途中で後ろの枚数が3枚から4枚に変わったけど、その効果はまあいいとして選手起用について。前節「星の左SBはない」と書いたことが片野坂さんに伝わったわけではないだろうけど、後半頭から星が交代となり、怜さんが左SBに入った。ただ個人的な意見としては「怜さんの左SBもない」と思ってる。今シーズンになってからも書いたと思うけど、怜さんは左足のクロスになると大幅に精度が下がるので、その走力欲しさに左に回してまで使うことはないと思ってる。結局のところ、この状況を打開出来るのって「フクの復帰」しかないと思ってる。昨シーズンと比較するとビルドアップの面で成長のあとが見られ、何よりもゴールに直結するパスもいくつも出せている。思ってたよりも長引いてるけど、公式発表してないところから判断すると復帰はそろそろなんじゃないかな。


ボランチについては明らかに人選ミスだった。片野坂さんの人選は見事なまでにハマる時と、もっとシンプルに考えればいいだけなのにの2パターンに分かれることが多い印象。今日はまさに後者。川西使えばいいだけだったんじゃないの?これは結果論じゃないよ、誰がどう考えたってそう思うよ。「策士策に溺れる」じゃないけど、片野坂さん考え過ぎ。宮阪がいなかった理由は分からないけど、徳島戦だってあれだけの存在感は出し続けた選手を出場停止の選手がいる中でわざわざベンチスタートにして、そしてそれを前半で諦めるのはちょっとお粗末。


この試合に限らずここ数試合で何となくしっくりきてないんだろうなというのは感じる。相手の研究が進んでるというのももちろんあるんだろうけど、生き物みたいなポゼッションの感覚が少しずつズレてきてるんだろうか。選手たちが自信を取り戻すことも大事だし、手を入れないといけない部分もあるだろうし、なかなか難しい局面に入ってきたと感じてる。そんなタイミングで前半戦の敗戦の中でも唯一力負けした感のある大宮との対戦が回ってくるのはタイミングが悪いとしかいいようがないが、ここも乗り越えるしかない。


「前半戦がピークだった」で今シーズンを終わらせてしまうのか、大目標に向かってもう一度ビッグウェーブを作れるか、もう一度このチームを信じたい。そんな簡単に昇格出来るわけないことくらい知っとるわ!




しかし馬場さん本当に7月7日が誕生日なんだな。もう生まれながらにして「平塚の漢」なんだな。
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2 コメント

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Unknown (TrinityDNA)
2018-07-08 20:03:29
ボランチのスタメンを見た時、縦パスやサイドチェンジは期待出来ないと思いました。せめて潰し役でもやってくれればよかったのですが。
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TrinityDNAさん (triority)
2018-07-08 23:45:51
コメントありがとうございます。

ヒメ起用の意図はトリテンで読みましたが、考え過ぎの印象は変わらないですね。次節マルちゃんが戻ってきてどうするか注目ですね。
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