Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

這い上がりたがり

2014-11-18 00:11:00 | トリニータ
いよいよ運命の1週間がスタート。一昨年もそれなりに緊張感のあった最終節だったけど、今年はそれを遥かにしのぎそうですな。個人的な思いとしては、前節しっかりと勝ってくれたことで覚悟は決まった。あとは選手たちが悔いのないように思い切って戦ってくれれば、それでいい。

今日はサカダイ特集の言霊効果について書いてみようと思う。

先週発売されたサッカーダイジェストには大分トリニータ特集が掲載された。このクラブダイジェストというコーナーは2年前のちょうど今頃にも大分トリニータ特集を組んでいる。その時もこのブログで記事にした。内容はモリシとさんぺーの対談の中で、ゴール数で勝負しようというもの。当時はさんぺーが既にリードしていたものの、自ら「モリシに逆転されれば、昇格出来ると思う」と語っており、そして見事にPOで4ゴール固め打ちしたモリシが逆転して、昇格するという結末。さんぺーの言霊めいた発言がすごいのか、サカダイの特集が縁起がいいのかは分からないけど、昇格争いの結末が目前に迫ったこの時期に再び大分トリニータ特集が組まれたことは、何かを示唆してるんじゃないかと思い、昇格にこじつけられることは何かないかとそれこそ目を皿のようにして探してみた。



ありましたよ。それもドーンと表紙に。「何度でも這い上がる!」今季のサカダイによる吉兆ワードはこの言葉しかない。先週発売されたわけだから、取材自体はもっと前のはず。つまりこの時点では水戸戦の結果は分かっていなかったと思われる。もしあのままATを凌ぎ切ってたら、今頃4位に浮上して、かなり有利な状況になってたわけで、「何度でも這い上がる」というフレーズはしっくりと来ない。とすれば、これは一旦PO圏外に自作自演的に転げ落ちて、そしてまたPO圏内に這い上がるということを示唆してるに違いない。

確かにわざわざ書かなくても、「這い上がりたがり」な気質がクラブ全体にあることは否定出来ないけど、これで最終節逆転でPO圏内入りしたら、これほど「何度でも這い上がる!」という言葉がピッタリなシチュエーションもないと思うよ。

ちなみに京都新聞の調べによると、過去2年38節終了時点でPO圏内にいたクラブでPOに進出出来なかったクラブは一つもないそうだ。38節終了時点の3~6位は磐田、北九州、千葉、大分。北九州がいるから、そのデータもう崩れてるとか野暮なツッコミは抜きにして、やっぱ山形にどいてもらうしかないかな。「そこ、オレらの席だから。2週間ばかし貸してあげてただけだから。」


覚悟は出来たとか言いながら、何かすがり付けるものはないかを探してしまう。そんなサポーター心理。今週はずっとこんな感じでしょうか。嬉しくもあり、辛くもあり。
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