
U−15年代の冬の全国大会。


トリニータU−15もプレーオフを勝ち上がって2年連続の出場。昨年は惜しいところで1回戦敗退となってしまったので、今年は初戦を突破したいところ。

試合は前半にCKの流れの中からハンドでPKを浦和に与えてしまい、先制を許す。サッカーの質としてはそんなに大きな差はないんだけど、ほんの少しのところで上回られてしまい、徐々に押し込まれるように後半に3失点を喫し、スコア上は完敗となった。ただ繰り返しになるけど、スコアほどの差は感じなかったから、惜しかったなという印象。



キャプテンの溝口飛和(みぞぐちとわ)くん。キャプテンらしく試合中もよく声を出してたけど、試合が終わると一番涙が止まらなかったのも彼だった。


トップの位置に入ってなかなかボールが出てこず苦しい中で、相手ボールを追い回しまくった姫野青空(そら)くん。2年前にそのユニフォームを着ていた選手の魂が乗り移ったかのように本当によく走った。


CBコンビは圖師好至朗(ずしこうしろう・5番)くんが178cm、〆野泰亮(しめのやすあき・3番)くんが177cmとサイズもあって将来楽しみなタイプ。特に〆野くんは苦しい試合の中でも良い意味で余裕を持ってやれていてなかなか面白い存在だった。











U−18やU−15の応援に行くと父兄からお菓子をいただいたり、飲み物をいただいたりと本当によくしていただく。こちらは勝手に好きで応援しているだけなので、逆に感謝してるくらいなんだけどね。今までも色々な父兄の方がいらっしゃったけど、このU−15チームの父兄特にお父さんたちは明るいのが印象的だった。良い意味で試合の結果にはこだわらず、子どもたちに楽しませてもらってるような感じだった。ハーフタイムに「このチームはセットプレーが強いので期待しててください」と言われてたのが実現しなかったのは残念だった。お父さんたちを鼻高々にさせてあげるような強烈なセットプレーを決めてほしかった。
昨年までは茨城で開催されていたこの大会。今年から群馬と大阪での分散開催となった。群馬はおなじみ下増田(前橋フットボールセンター)での一斉開催となったわけだけど、初年度だけあって地元の中学生を中心にかなり盛況だった。ただ冬の下増田は初めて行ったけど、芝が完全に冬芝で、土に近いコンディションだった。ピッチコンディションについては茨城の各会場の方が良さそうだったので、これだと開催地をわざわざ変更した意味は見えてこなかったな。
大分U−15が勝ち上がったら群馬連闘も辞さない覚悟でいたけど、残念ながら敗退となってしまったので、明日は大人しく家で有馬記念でも楽しもうと思う。今年はうまく休みがハマって決勝は西が丘に観に行けそうなので、今季のオーラス現地にしようと思ってる。U−18に昇格する選手、高体連で続ける選手、他にも色々といると思うけど、トリニータのユニフォームを着て戦ってくれた選手としてこの先も様々なステージで頑張ってほしいと思う。昇格ではない道を選んだ選手も、願わくば将来「鮭」とならんことを!