Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

祝!JFL信州ダービー開催!

2010-12-05 21:34:29 | トリニータ
地域リーグ決勝の最終日に市原臨海に行ってきました。



昨日までの結果で順当に行けば、長野と讃岐の昇格で固いと思っていましたが、予想通り、さらに試合がつまらないというおまけまで付いて両チームが昇格を決めました。

長野パルセイロ、カマタマーレ讃岐の皆さま、昇格おめでとうございます!

まずは第1試合。長野パルセイロ-YSCC。

手をつないでトレインで入場してくる長野。グッときます。


入替戦に進むには勝つしかないYSCCが前半から攻め込みますが、最後の迫力不足。長野もバランスを崩さず落ち着いた試合運び。必然のようなスコアレスドロー。


この時点で長野の昇格が決まったため、極めて微妙な雰囲気のままPK戦へ。完全に集中力の切れている長野は4人中3人が失敗してあっさり終了。こんなPK戦そうそう見ることないだろうな。

少し間をおいてから昇格の歓喜の瞬間へ。





第1試合で昇格を決めて撤収する長野サポを第2試合に昇格をかける讃岐サポが拍手で見送る図。こういうのは地域リーグならではで素晴らしい。特に今季3回も対戦したクラブ同士だしね。


今年は夏ごろから長野を追いかけてみて、今日で3試合目。正直な感想はよくがんばったというよりもきっちりと昇格を決めたという印象。実績を考えても長野は今年の昇格大本命だったと思うから。ただ今季は結局讃岐に3連敗したわけで課題が残ったままの昇格となった。松本との信州ダービーは楽しみだけど、今のままだとJFLじゃきついと思う。強化本部長を置いた効果がこのオフに出るか。


そして第2試合はカマタマーレ讃岐-三洋電機洲本。勝った方が昇格、負けた方が入替戦。引き分けなら讃岐が昇格。


讃岐サポ。「瀬戸の花嫁」チャントは耳に残るいいチャント。

運動量を全面に出して三洋電機洲本もよく攻めたけど、さすがに全社からこの決勝ラウンドまで10戦無敗で来てる讃岐には完成度で勝てなかった。讃岐はしっかりと受け止めてセットプレー1発で仕留めるという全く面白味のない、かつ強者の勝ち方で昇格を決めてしまいました。


試合終了時。ちなみに水色が讃岐。どっちが勝者か分かりませんが。

閉会式を終えてから讃岐も歓喜の瞬間へ。


報道陣はその瞬間を逃さないためにダッシュ!





そのネーミングから話題性が先行しがちでしたが、いよいよ四国第三勢力がJFLへ。今年は徳島8位、愛媛11位と先輩2クラブも徐々にJ2でも力を付け始めてきたし、四国のサッカーが面白くなりそう。もう一ランク上に行くにはやはりスポンサーかな。


洲本の5番のロングスローは一見の価値あり。


そして三洋電機洲本が入替戦へ。相手はJFL17位のアルテ高崎。レベルがどうなのか予想が付かないが、今日のようなよく走るサッカーが出来れば、日程も常識的なものに戻るからいい結果が出せるかもね。

来季のJFLはJを狙うクラブがさらに増えてますます面白いリーグになる。さらにその増え方が急速なのはJ2の定員枠が残り2つというのと無関係ではないと思う。町田、松本を筆頭に今季4位ラインのちょい下まで来た長崎、秋田、金沢。そして讃岐、長野。Jからビッグネームが流れていけばさらに盛り上がるんだろうね。どこかに期待したい。

それにしてもこんなに素晴らしい大会が無料で観られるのはお得感が満載。何百円かでもとって超過密日程をこなしてる選手やクラブに還元すればいいのにと思う。
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