長い冬が終わっていよいよJ2が開幕する。今年はどんなチームになるのか、全く分からないのでホントにドキドキする。記念すべき開幕戦の相手はファジアーノ岡山。先週行われていた岐阜とのプレシーズンマッチが何故か放送されていたので、スカウティングを兼ねて観てみた。
今季ビッグネームを補強して前評判の高い岡山は岐阜をプレシーズンマッチで3得点の完勝で退けた。ただちゃんと試合を観てみると、スコアほどの完勝感はない。70分まではほとんど岐阜のゲームだった。キーパーの意図しない顔面ブロックだったり、クロスバー直撃だったり、中林が高木に顔面パンチをお見舞いしたのはPKが妥当だと思うし、クリーンシートは相当な幸運に恵まれた結果。開幕戦で対戦するとしたら、能動的に試合を進められてる岐阜の方がイヤだと感じた。去年から片鱗あったけど、ヘニキなんてもう完全にミニダニエル。ストライカー不足の感は否めないけど、岐阜もなかなかいいチームになりそう。
岡山が優れていると感じたポイントは2、3点目の形である高い位置で奪ってのカウンター。キレ味は鋭い。岐阜のDF陣がモタついた時にタイミングよく一気に奪いにくる様はよく訓練されていると思う。先制点を奪う→相手の時間帯を耐える→カウンターで仕留める。試合の進め方としてはパーフェクトだった。ただ先にも書いたけど、失点しそうなポイントは多くあったし、相手の時間帯もちょっと長過ぎたように感じるし、何よりもサッカーがやや受け身に感じた。展開がハマらない時にどれくらいやれるのかが、今季の岡山の順位に大きく影響してくるんじゃないかな。
いずれにしても鋭いカウンターを持つ相手に対して、先制点だけは絶対に与えたくない。
選手個人として気を付けたいのは伊藤の大ちゃんと交代で入ってきた染矢。岐阜時代からキレのあるいいプレーヤーだったけど、よりキレ味を増してる感がある。大ちゃんは序盤にいいパスを数本通した後は劣勢のチームに埋没して存在感があまりなかった。染矢は投入から10分で自身のゴール含む2つのゴールで試合を決めてしまったように、終盤に投入されるとかなり厄介な存在。大ちゃんの70分より染矢の20分の方が圧倒的に存在感があったから、オレが監督なら染矢を先発で使うけど、エルゴラの予想スタメンでは大ちゃんになってたから変わらないんでしょう。まぁ、アレに後から出てこられるのもイヤだけど。出来れば大分がリードした状態で染矢の投入という形にしたい。ちなみにビッグネームの2人だけど、加地はもう普通の選手の印象。往年のスピード感のある上下動はないし、かと言って卓越した技術があるわけじゃないから、あれならケガしちゃったらしいけど、去年輝いてた田中奏一の方がいいと思う。岩政もあまり目立つシーンがなかったけど、岩政の場合はポジション的に目立たない方がいいのかもね。
まぁ、岡山にとっては先週のプレシーズンマッチは100%うまくいった試合。一方で先週のプレシーズンマッチが100%うまくいかなかったのが、我が大分トリニータ。
正直観たくなかったけど、気持ちを奮い立たせて録画をチェックした。いくつかのシーンを振り返ってみると、最大の失敗はボランチを兵働&ジョンヒョンにしたことだと思う。まずは1失点目。我那覇が落としたボールを拾った永田に対して最初に寄せていった兵働のディフェンスはやっぱり軽いし、それをカバーにいくジョンヒョンも詰め切れずにほぼフリーでシュートをさせてしまっている。それから武田のファインセーブに救われたけど、24分の沼田のシュートに繋がったシーンは兵働が、53分の永田の切り返しからシュートに繋がったシーンはジョンヒョンが、いずれも簡単にぶっこ抜かれたところから始まってる。最後に、CK時にマークを振り切られた2失点目も兵働。もちろん兵働もジョンヒョンも攻撃面でスペシャルなものを持っていて、魅力的な選手であることは間違いないんだけど、今の時点で3バックの前に並べて2人を同時起用するのはバランスを考えても少し危険だと思う。今季のチームが「戦術ダニエル」になるとは微塵も思わないけど、兵働やジョンヒョンのウィークポイントを消しつつストロングポイントを前面に出せるためにも、ダニエルと組ませたいと思う。特に岡山のミッドーフィールドに配置される選手は小柄な選手が多いので、ダニエルが圧倒してしまうことも十分に考えられる。
とにかくまずは今季の大分トリニータのスタンダードが何なのかを早く見たい。それが見られるのが岡山戦なわけだから、冗談でも何でもなく、岡山戦が開幕戦なんだ。おら、J2クラブども、ハンディならもうくれてやったぞ。「はい、大分消えたー」とかぬかしてた他サポどもよく見とけよ。一週間遅れで真打ちの登場だわい!
今季ビッグネームを補強して前評判の高い岡山は岐阜をプレシーズンマッチで3得点の完勝で退けた。ただちゃんと試合を観てみると、スコアほどの完勝感はない。70分まではほとんど岐阜のゲームだった。キーパーの意図しない顔面ブロックだったり、クロスバー直撃だったり、中林が高木に顔面パンチをお見舞いしたのはPKが妥当だと思うし、クリーンシートは相当な幸運に恵まれた結果。開幕戦で対戦するとしたら、能動的に試合を進められてる岐阜の方がイヤだと感じた。去年から片鱗あったけど、ヘニキなんてもう完全にミニダニエル。ストライカー不足の感は否めないけど、岐阜もなかなかいいチームになりそう。
岡山が優れていると感じたポイントは2、3点目の形である高い位置で奪ってのカウンター。キレ味は鋭い。岐阜のDF陣がモタついた時にタイミングよく一気に奪いにくる様はよく訓練されていると思う。先制点を奪う→相手の時間帯を耐える→カウンターで仕留める。試合の進め方としてはパーフェクトだった。ただ先にも書いたけど、失点しそうなポイントは多くあったし、相手の時間帯もちょっと長過ぎたように感じるし、何よりもサッカーがやや受け身に感じた。展開がハマらない時にどれくらいやれるのかが、今季の岡山の順位に大きく影響してくるんじゃないかな。
いずれにしても鋭いカウンターを持つ相手に対して、先制点だけは絶対に与えたくない。
選手個人として気を付けたいのは伊藤の大ちゃんと交代で入ってきた染矢。岐阜時代からキレのあるいいプレーヤーだったけど、よりキレ味を増してる感がある。大ちゃんは序盤にいいパスを数本通した後は劣勢のチームに埋没して存在感があまりなかった。染矢は投入から10分で自身のゴール含む2つのゴールで試合を決めてしまったように、終盤に投入されるとかなり厄介な存在。大ちゃんの70分より染矢の20分の方が圧倒的に存在感があったから、オレが監督なら染矢を先発で使うけど、エルゴラの予想スタメンでは大ちゃんになってたから変わらないんでしょう。まぁ、アレに後から出てこられるのもイヤだけど。出来れば大分がリードした状態で染矢の投入という形にしたい。ちなみにビッグネームの2人だけど、加地はもう普通の選手の印象。往年のスピード感のある上下動はないし、かと言って卓越した技術があるわけじゃないから、あれならケガしちゃったらしいけど、去年輝いてた田中奏一の方がいいと思う。岩政もあまり目立つシーンがなかったけど、岩政の場合はポジション的に目立たない方がいいのかもね。
まぁ、岡山にとっては先週のプレシーズンマッチは100%うまくいった試合。一方で先週のプレシーズンマッチが100%うまくいかなかったのが、我が大分トリニータ。
正直観たくなかったけど、気持ちを奮い立たせて録画をチェックした。いくつかのシーンを振り返ってみると、最大の失敗はボランチを兵働&ジョンヒョンにしたことだと思う。まずは1失点目。我那覇が落としたボールを拾った永田に対して最初に寄せていった兵働のディフェンスはやっぱり軽いし、それをカバーにいくジョンヒョンも詰め切れずにほぼフリーでシュートをさせてしまっている。それから武田のファインセーブに救われたけど、24分の沼田のシュートに繋がったシーンは兵働が、53分の永田の切り返しからシュートに繋がったシーンはジョンヒョンが、いずれも簡単にぶっこ抜かれたところから始まってる。最後に、CK時にマークを振り切られた2失点目も兵働。もちろん兵働もジョンヒョンも攻撃面でスペシャルなものを持っていて、魅力的な選手であることは間違いないんだけど、今の時点で3バックの前に並べて2人を同時起用するのはバランスを考えても少し危険だと思う。今季のチームが「戦術ダニエル」になるとは微塵も思わないけど、兵働やジョンヒョンのウィークポイントを消しつつストロングポイントを前面に出せるためにも、ダニエルと組ませたいと思う。特に岡山のミッドーフィールドに配置される選手は小柄な選手が多いので、ダニエルが圧倒してしまうことも十分に考えられる。
とにかくまずは今季の大分トリニータのスタンダードが何なのかを早く見たい。それが見られるのが岡山戦なわけだから、冗談でも何でもなく、岡山戦が開幕戦なんだ。おら、J2クラブども、ハンディならもうくれてやったぞ。「はい、大分消えたー」とかぬかしてた他サポどもよく見とけよ。一週間遅れで真打ちの登場だわい!
そー言えば、
まだ開幕して無かった事に気が付きました!!
そーです。あれは夢だったんですよ。
ただの悪夢…。
今年も、トライオリティさんの的確なブログ…楽しみにしてます!!
生まれ変わった気持ちで全力で応援しましょう!!
今季は全41節の変則開催ですからね、何かもう既に勝ち点持ってるクラブもあるとか聞きましたが、それは多分ウワサでしょう。
開幕戦楽しみですね、今季もがんばりましょう。