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Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

決定力不足?(10節C大阪U23戦)

2016-05-23 01:00:57 | マッチレポート16'
栃木戦の時はそうでもなかったけど、この内容で勝ち点1すら取れない中でポジティブな要素を見つけ出すのはなかなか難しい。









決定力不足?ただのシュート精度だろ。話を大きくすると、ポイントがブレるだけだよ。

シーズン前に「ぶっちぎりの優勝」などという現在上位を突っ走るクラブに対して失礼極まりない発言を発信していたのはどこのクラブなのか。昨シーズンあれだけ不甲斐ない1年を過ごし、サポーターに悔しい思いをさせたのはどこのクラブなのか。「自分が嫌われ役になってもいいからもっと言えば良かった」と言った選手は移籍し、社長が替わり、監督が替わり、キャプテンが替わり、昨シーズンの教訓はどこに活かされているのだろうか。「1年でJ1復帰」とか「1年でJ2復帰」とか、降格したクラブは季節の挨拶のごとく当たり前に口にするけど、それを本当に成し遂げるクラブというのは良い意味でそのディヴィジョンに染まらなかったクラブだ。相手の監督の野次で試合が止まった時にスッポリと集中が途切れたり(もうこういうシーンを何度見せられたことか)、相手GKと1対1の絶好機を迎えてもシュートすら打てなかったり、相手が少しプレスの強度を高めれば3~4本のパスですぐにポゼッションを放棄したり、どう見てもプロリーグで最下層のディヴィジョンにいておかしくないクラブだ。「大分はJ3にいるクラブじゃない」と何人かのOBが言ってくれたが、本当にそうだろうか。誰よりも当事者たちはここがいるべき場所だと思い始めてるんじゃないだろうか。そうとしか見えない。


まだ遅くはないと思う。長い中断期間があったり、移籍のウインドウがオープンになったり、J2ライセンスを持っていないクラブが上位にいたりと、予測出来ないことが起こる要素が十分に残されてると思うから、まだ遅くはないと思う。他の誰よりも昨シーズン主力としてこのクラブに在籍した選手の奮起を促したい。このままでいいはずはない。






片野坂監督はチャンスやピンチ以外の場面でも、むしろそうでない場面の時の方がリアクションが大きい傾向があるので、何を狙いとしてるのかがとても分かりやすい監督だ。最近特に感じるのは、複数人が絡んだビルドアップの場面でワンタッチのパスだったり、縦パスがズレた時だ。今日も2回くらい頭を抱えてた。今の段階では片野坂監督の求めるものに選手が応え切れていないという印象。特にビルドアップについては、勇気がないとか気後れしているという印象を何人かの選手に感じる。相手を食い付かせなきゃ、効果的なパスなんて出せないし、マークも剥がせない。

しかし、今日のダニエルの件については、完全に片野坂監督のミスだと思ってる。2失点目のシーンのかなり前からダニエルは足を引きずっていて100%では走れていなかった。ベンチが気付いていなかったはずはないので、100%でなくてもダニエルを残したかったという判断なのだろうから、結果としてあんな凡プレーで決勝点を献上してしまったのは監督のミス以外の何物でもない。もうJ3で「勝てるチーム」でないことは十分過ぎるくらいに分かっていて、ほんの少しの勝負のアヤが勝敗を分ける中で、アレにはさすがに萎えた。






セレッソの40番・岸本武流は翼と同じ高卒ルーキー。去年のユースの大会で何度か見た。ダニエルに何度もつぶされながらも、果敢に挑んできていい経験をしてるなと思った。一方でJ3の中位クラブとはいえ、もう既にFW陣で一番期待感のある存在にまでなった翼。交代で引き上げてくる時の悔しさの発露こそ、何とかしたいというプレーの原動力だと思う。何人かの選手に言いたい。彼はルーキーだよ。




大輔さん、お久しぶりです。上司がアレじゃ大変でしょうね。




リーグ戦はもう3分の1を終了。我がクラブはこの状態から「飛」躍的に上がっていけるのだろうか。いまはまだ不安要素の方が大きいと言わざるを得ない。
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