Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

U18残留への大一番はドロー

2016-09-24 22:37:34 | トリニータ

今週末は富山に行く前に名古屋に寄ってU18の応援に。東京→名古屋→富山の三角遠征。一筆書きの旅好きとしてはたまらない行程。



U18は現在プレミアリーグ最下位。名古屋はすぐ上の9位なので残留のためには絶対に勝たなくてはいけない相手。



序盤の試合に入り切る前に簡単に失点。京都で見た感じではこのままズルズルいっちゃうかなと思ったけど、今日のチームは違った。前半のうちにワンチャンスを活かして同点に追い付いて、後半は45分間圧倒した。特にラストの15分は決定機につぐ決定機の展開。何でこんなに入らないんだろうと思うような内容で、でも鳥肌が立ちっぱなしになるような観る者をグイグイと引き込むような魅力的な試合だった。結果はドローで残留のためには勝ち点2足りないわけだけど、こんな試合が出来れば残り4試合まだ可能性はある。あとは自分たち次第だ。



前半に1つ、後半に1つビッグセーブでチームを救った真木くん。トップ昇格させていいと思うんだけど。





経験がなせる業なのか、終盤の苦しい時間帯での頼もしさはさすがの戸高くん。





同点ゴールの靏くんをはじめ前線の2年生カルテットが今日はよく奮闘した。みんな決して大きくはないけどしっかりとハイボールを競ることで押し込めるシーンが多かった。交代で出てきた村井くん、津守くんも終盤は相手陣内で寄せて奪い切ってショートカウンターがたくさん出せたし、球際で勝てた試合だった。



個人的に今日のMOMはボランチの藤野くん。正直に言って、京都の時も物足りないと感じたし、今日の序盤も良くなかった。でも後半から激変した藤野くんはもう「縦横無尽」という言葉がしっくりとくるほどにどこにでも顔を出し、ボールに触りまくった。決してうまいタイプの選手ではないけれど、今のチームにはああいうプレーが出来る選手が必要なんじゃないかな。



キャプテン中畑くん。終盤のCKからのドフリーヘッドはもう絶対に入ったと思うくらいに際どかった。残りの4試合ではああいうのを絶対に決め切る何かもう神がかったようなものを見せてほしい。















名古屋でダントツに恐かった杉浦文哉くん。前半に1本、後半に1本、彼1人でこの試合2回ポスト直撃のシュートを放ってる。後半の早い段階で足をつって交代してくれたのは、大分にとっては本当に有り難かった。あの交代でカウンターの脅威が薄れ、一気に前がかりになれる態勢が作れたような気がした。まだ2年生。本当にいい選手。



試合終了直後の大分の選手たち。まるで負けたような雰囲気。あれだけ攻めたもんね。失敗を恐れず、自信を持ってやれれば、まだまだやれる。こんなおじさんを震えるような思いにさせてくれる君たちなら絶対にやれる。残り4試合がんばれ!全身全霊で!


大分にお住まいの大分サポーターの皆様にお願いです。10月2日(日)、14時キックオフの鹿児島戦行くでしょ。どうせ行くなら2時間前に出て10時キックオフのU18の応援していただけませんか。は?ユースの応援でこのレベルありなの?ってくらいの人数で圧倒的なホームの雰囲気を作っていただけませんか。個人的にはこのプレミアの舞台でリーグ戦を戦えることにはとてつもない価値があると思ってる。大分トリニータの未来のために、どうぞよろしくお願いします。
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