北九州戦プレビューです。
今回は北九州の前節・町田戦をチェックしましたが、相手の研究はあまりしません。簡単にまとめると6月の対戦時と比較するとかなり調子が上がっていると思われるということ。攻撃に積極性があり、押し込まれ続ける展開は避けたい。
今節のポイントは一にも二にも、ピッチ状態がどうなのかということと、そこに対して田坂さんは具体的な策を打ってくるのかということに尽きる。キックオフ時間が18時以降になった第19節横浜FC戦以降を夏の試合とすると、そこから9試合。ホームとアウェイ別に成績を分けるとその差は歴然。ホームが4試合で勝ち点5に対して、アウェイは5試合で勝ち点15。ホームとアウェイのどこに違いがあるのかと言えば、明らかにピッチ状態の違いである。ホームスタジアムのピッチに手を焼いているのは間違いない。ロンドン五輪の男子サッカー・3位決定戦の韓国戦を観ていて、日本代表に大分トリニータを重ね合わせて微妙な気持ちになったのはオレだけじゃないはず。デコボコのピッチとうまく折り合えず、立て続けにパスミスやトラップミスでボールをロストしてしまう。シンプルなサッカーを徹底して得点を重ねる韓国代表を目の前にして、自滅で苛立ちを募らせる日本代表は、ここ数試合の大銀ドームで苦しむ大分トリニータそのもの。
田坂さんがかなり頑固なのは、今までの選手起用を見ていればよく分かる。でもそれは選手に対する信頼の裏返しでもあるし、悪いとは思わないけど、ここまで数字で出ていることに対して、手を打たないのであれば、それはただの意地っ張りでしかない。この北九州戦である程度の方向性を示して、出来れば結果に結び付けておかないと、この後大銀ドームに迎えるのは東京Vと総力戦の甲府。後半戦に入って、もう十分に勝ち点を落としているので、前半戦と同様に上位チームに勝てなくても昇格圏やPO圏に居続けられる状態ではなくなっている。
ということで、明日の試合は北九州がどんなメンバーで来るとか、どんなサッカーを展開するとかよりも、田坂さんが選手に対してどんな指示を出すか。興味はそこ一点。
「縦ポン」とか「放り込み」なんていうネガティブに聞こえがちな表現をするからうまくいかないんだと思う。前線にモリシという明確かつ強固なターゲットがいて、そこに対するロングフィードであると考えればいいだけだよ。放り込むんじゃない。パスの距離が少し長いだけだ。今節はCBのコモが出場停止のため、予想ではそこに宮本選手が入るようだ。宮本選手は非常に身長が低い。少々アバウトでも何度もモリシと競らされるストレスを考えれば、それだけで効果的だと思う。モリシへのロングフィードを見せておけば、DFラインが下がり気味になって中盤にスペースも生まれる。そしたらパスを回して崩していくことを狙っていけばいいと思う。もちろんそんなにうまくいくことばかりじゃないのは分かるけど、どうもシンプルなサッカーに対する考え方がネガティブ過ぎると思う。本当によく思う。猛烈にプレスをかけられてやむなく前線に蹴るんじゃなく、狙ってロングフィードを出すんだ。
長々と書きましたが、岐阜戦から3週間も経ったので、ピッチ状態が劇的改善をはたしてくれれば、こんなことを考える必要もないんだけど、まあそれは無理だろうね。むしろ悪化してると思っといた方がいいね。
今回は北九州の前節・町田戦をチェックしましたが、相手の研究はあまりしません。簡単にまとめると6月の対戦時と比較するとかなり調子が上がっていると思われるということ。攻撃に積極性があり、押し込まれ続ける展開は避けたい。
今節のポイントは一にも二にも、ピッチ状態がどうなのかということと、そこに対して田坂さんは具体的な策を打ってくるのかということに尽きる。キックオフ時間が18時以降になった第19節横浜FC戦以降を夏の試合とすると、そこから9試合。ホームとアウェイ別に成績を分けるとその差は歴然。ホームが4試合で勝ち点5に対して、アウェイは5試合で勝ち点15。ホームとアウェイのどこに違いがあるのかと言えば、明らかにピッチ状態の違いである。ホームスタジアムのピッチに手を焼いているのは間違いない。ロンドン五輪の男子サッカー・3位決定戦の韓国戦を観ていて、日本代表に大分トリニータを重ね合わせて微妙な気持ちになったのはオレだけじゃないはず。デコボコのピッチとうまく折り合えず、立て続けにパスミスやトラップミスでボールをロストしてしまう。シンプルなサッカーを徹底して得点を重ねる韓国代表を目の前にして、自滅で苛立ちを募らせる日本代表は、ここ数試合の大銀ドームで苦しむ大分トリニータそのもの。
田坂さんがかなり頑固なのは、今までの選手起用を見ていればよく分かる。でもそれは選手に対する信頼の裏返しでもあるし、悪いとは思わないけど、ここまで数字で出ていることに対して、手を打たないのであれば、それはただの意地っ張りでしかない。この北九州戦である程度の方向性を示して、出来れば結果に結び付けておかないと、この後大銀ドームに迎えるのは東京Vと総力戦の甲府。後半戦に入って、もう十分に勝ち点を落としているので、前半戦と同様に上位チームに勝てなくても昇格圏やPO圏に居続けられる状態ではなくなっている。
ということで、明日の試合は北九州がどんなメンバーで来るとか、どんなサッカーを展開するとかよりも、田坂さんが選手に対してどんな指示を出すか。興味はそこ一点。
「縦ポン」とか「放り込み」なんていうネガティブに聞こえがちな表現をするからうまくいかないんだと思う。前線にモリシという明確かつ強固なターゲットがいて、そこに対するロングフィードであると考えればいいだけだよ。放り込むんじゃない。パスの距離が少し長いだけだ。今節はCBのコモが出場停止のため、予想ではそこに宮本選手が入るようだ。宮本選手は非常に身長が低い。少々アバウトでも何度もモリシと競らされるストレスを考えれば、それだけで効果的だと思う。モリシへのロングフィードを見せておけば、DFラインが下がり気味になって中盤にスペースも生まれる。そしたらパスを回して崩していくことを狙っていけばいいと思う。もちろんそんなにうまくいくことばかりじゃないのは分かるけど、どうもシンプルなサッカーに対する考え方がネガティブ過ぎると思う。本当によく思う。猛烈にプレスをかけられてやむなく前線に蹴るんじゃなく、狙ってロングフィードを出すんだ。
長々と書きましたが、岐阜戦から3週間も経ったので、ピッチ状態が劇的改善をはたしてくれれば、こんなことを考える必要もないんだけど、まあそれは無理だろうね。むしろ悪化してると思っといた方がいいね。