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Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

アウェイで勝ち点取りにぃーた(11節藤枝戦)

2016-05-29 23:02:39 | マッチレポート16'
「やっとこさ  アウェイで勝ち点  取りにぃーた」

元ネタはこちら。ということで個人的に今季初勝利。あと3回寝たらもう6月だというのに。



さてさて藤枝MYFCとの対戦でした。多分クラブ史上初の公式戦での対戦だったと思われる。今季J3で戦うことになり、既に長野、鹿児島、琉球とクラブ史上初対戦のクラブがいくつかあったが、今日の藤枝に始まり、福島、相模原、盛岡、秋田、YSCCと折り返しまでの6戦全てが初対戦クラブとなる。もう10年以上もトリニータを追いかけて日本中を飛び回っても、まだこれだけのクラブがある日本サッカー界の奥の深さに驚かされる。


藤枝という街には多分人生で初めて行ったと思われる。街の中は清水や磐田よりもサッカーの街というアピールが強い印象を受けた。確かに藤枝という名前を聞いた時に脳内の引き出しから出てくるワードは「藤枝MYFC」「藤枝東」「藤枝明誠」と全てサッカー絡みだからそれも納得か。ちなみにクラブ公式HPによるとホームタウンは「藤枝・志太榛原地域」らしいが、まずホームタウンが読めないというね。調べたら、「しだはいばら」と読むらしい。ついでに調べると静岡県は地域的には、伊豆、東部、中部、西部の4つに分けるらしい。伊豆にはアスルクラロ沼津、東部には清水エスパルス、西部にはジュビロ磐田、そして中部に当たる志太榛原には藤枝MYFCということになるらしい。ここに社会人の雄、HondaFCもあるわけだから、「王国」を名乗るのも不思議はないのかなと。



ホームスタジアムの藤枝総合運動公園サッカー場はその名の通り、藤枝総合運動公園内にあるのだが、公園内で最も立派な施設がサッカー場というのがいかにも静岡っぽい。


サッカー場のすぐ下にあるサブグラウンドの人工芝もきっちりと整備されてる。普通はメインになる陸上競技場は公園の奥の方に追いやられてた。


このスタジアムはメインスタンド側を除いて山に囲まれているため、3方がすり鉢状になっているという珍しい形状。だからダンマクもこんな感じになって、かなりの迫力があった。


なぜか試合途中から出てきて、試合中に撤収されてしまった謎のビッグフラッグ。


電光掲示板がないため、選手名もお手製ボード。


これはハーフタイムの写真だけど、前半終了と試合終了後すぐにスタンドに向けて監督がコメントするというのが藤枝では通例となってるらしい。ハーフタイムの時には「へー」くらいにしか思ってなかったけど、これが試合終了時にちょっとひと悶着を引き起こしたようで。自分も帰り際、藤枝サポの夫婦に「大分サポーターのマナーが何ちゃらかんちゃら」と絡まれたけど、ハッキリ言って「知らんがな」としか返しようがない。もう10年以上もトリニータの試合を観に現地に足を運んでるけど、今日はその中でも3本の指に入るくらいのジャックっぷりだった。大石監督自身が何度も「すごい」と認めるくらいの圧力、声量だったわけだから、アレを黙らせたいんだったら試合に勝つしか方法はないよ。どんなにジャックしようが、負けたらサポーターはお通夜のように引き上げるんだから。止まらない大分サポーターを見てゲラゲラ笑ってる藤枝サポーターもいれば、地声で大石監督に謝ってる大分サポーターもいたりと、人それぞれだけど、他サポがアレくらいで憤慨してるのだけは理解出来ないわ。



さて、前段が長くなりましたが、試合の方に。


復帰して即アシストの岩田と、今季2ゴール目の翼。早くもユース上がりの2人のホットラインがトップチームでも通じてしまった。もちろん2人だけのゴールじゃないけど、もう大黒柱級の頼もしさが2人にはある。岩田は対面の選手がボールを保持してる時に少しでもコネたり、後ろを向いたりすると、一瞬で間を詰めてボールを奪ってしまう。このゴールも確か岩田のそんなボール奪取から始まってたはずだ。岩田については後ほどもう少し。





苦しい時間帯に飛び出した清本のスーペルゴラッソ。正直に言って、清本がシュートフォームに入った時も「シュートで終わっとこう」くらいにしか思わなかったし、シュートを撃った後もキレイに軌道が見える位置で見てたにも関わらず、「外れた」と思ったくらいだった。だから少しブレながら決まった瞬間は嬉しいというよりも少し驚いた。FC東京U23戦のゴールも素晴らしかったけど、それを軽く超えちゃうくらいの多分キャリアで1番のゴラッソなんじゃないだろうか。本当に素晴らしいゴールだった。この後、ハイライトで見るのが楽しみ。

ちなみに清本に限らず、このゴールよりも遥かに決定機だったシュートは他にもたくさんあったように思うけど、それはまた次への課題としておきましょう。



前節でのケガが原因と思われるけど、今日はダニエルが欠場。それだけでも不安材料だったわけだけど、さらに後半には鈴木までもが脱臼で途中交代。特に鈴木については去年からずっとポジションを掴み続けていただけにリードしてたけど、残り時間は嫌な予感しかしなかった。


鈴木交代後の最終ライン。右からソンス、岩田、福森、山岸というこの上ない急造最終ラインだった。終盤はかなり押し込まれたし、安定感があったとは言えないけど、何とか凌いだ選手たちに拍手をおくりたい。


最後は山之内も投入して5バック気味で攻勢に耐えた。山之内はデビューおめでとう。デビューがいきなり緊迫感のあるシチュエーションだったけど、何度かハイボールをキッチリとはね返してた。今度は先発デビューを狙おう。


今日の勝因で一番大きかったのは、全員が球際で戦えてたことかなと個人的には思ってる。今までも何人かは戦えてたとは思うけど、今日は戦う気持ちが連動してたと思う。2-0とスコア的には文句のつけようがないけど、危ないシーンも多かったし、まだまだ改善の必要はかなりあると思う。ただ何よりもベースにこれがないと何をやってもうまくいかないと思う。そういう意味で特に良かったと思う選手が今日は2人いた。


1人は福森。今日はダニエルの代わりとしてCBに入ったわけだけど、これが思いのほか良かった。予備知識なしに前節と今節を見せられたら、迷わず「本職はCB」と言い切れるくらいに今日は良かった。鈴木ばりに縦パスにガンガンとチャレンジして潰したし、特に迫力があったのが空中戦。セットプレーや耐える時間帯での高い打点でのはね返しはかなり助けられたし、こんなにも跳躍力あったのかというくらいの高さだった。前節のプレーぶりも見てるから、まだどこが水準かは測りかねるけど、今日の出来が安定して出せるのなら、最終ラインの序列を荒らしそうな予感は十分にあった。


もう1人が伊佐。ケガから復帰して今日が初先発。去年の中盤くらいから伊佐には一番注目してたから驚きはない。去年も精力的に前線を駆け回って攻守両面で貢献度が高かったけど、どうしても60~70分くらいで足をつってしまってた。今日も大体同じ時間帯で足をつったけど、伊佐の進化はそこからだった。つる前よりも雑にはなったものの、最後まで走り続けたし、相手DFにとって嫌なFWであり続けた。得点のチャンスも何度もあったし、1点くらいは決めてほしかったのが正直なところだけど、今季初ゴールはチームの窮地を救う場面まで残してると信じておきましょう。プロキャリアの全てのゴールを頭で決めてるくらいだから、もともとハイボールに合わせるセンスは抜群だったけど、今日もその能力は全開だった。守備はサボらないし、裏に抜けるスピードがあって、ハイボールでポイントになれる高さも兼ね備えるかなりハイスペックなFWに成長してる感があるし、本当にあとはシュート決めるだけ。声もよく出てた。



藤枝の公式HPでも大分下部組織出身として紹介されてた越智。プレースキッカーも務めてチャンスメーカーとして存在感があった。藤枝はテンポ良くパスが回る時の攻撃は恐さがあったし、何度かゴール前で勝負のパスをスルーされて心臓が止まりそうになった。決して簡単に勝てる相手ではなかったと思う。


途中出場で出てきた三好とCBに入って何度もマッチアップした岩田。18歳の岩田からすれば、10近く歳の離れた下部組織の大先輩。こんなシーンがピッチ上で見られるのは嬉しいことだし、歴史を紡いでいくことの大事さを痛感する。






順調に勝ち点が積み上がらなくても何となくまだ大丈夫と思えた根拠に消化試合が1試合少ないというのがあった。来週の福島戦でそれはなくなるわけで、ここはどうしても勝ちたい。勝ち点3が取れれば順位もジャンプアップするし、相模原や秋田への挑戦権が獲得出来る。この2クラブとの直接対決の前にもう少し勝ち点を詰めておきたい。



ひとまずアウェイで勝ち点が取れて、少しホッとした。
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決定力不足?(10節C大阪U23戦)

2016-05-23 01:00:57 | マッチレポート16'
栃木戦の時はそうでもなかったけど、この内容で勝ち点1すら取れない中でポジティブな要素を見つけ出すのはなかなか難しい。









決定力不足?ただのシュート精度だろ。話を大きくすると、ポイントがブレるだけだよ。

シーズン前に「ぶっちぎりの優勝」などという現在上位を突っ走るクラブに対して失礼極まりない発言を発信していたのはどこのクラブなのか。昨シーズンあれだけ不甲斐ない1年を過ごし、サポーターに悔しい思いをさせたのはどこのクラブなのか。「自分が嫌われ役になってもいいからもっと言えば良かった」と言った選手は移籍し、社長が替わり、監督が替わり、キャプテンが替わり、昨シーズンの教訓はどこに活かされているのだろうか。「1年でJ1復帰」とか「1年でJ2復帰」とか、降格したクラブは季節の挨拶のごとく当たり前に口にするけど、それを本当に成し遂げるクラブというのは良い意味でそのディヴィジョンに染まらなかったクラブだ。相手の監督の野次で試合が止まった時にスッポリと集中が途切れたり(もうこういうシーンを何度見せられたことか)、相手GKと1対1の絶好機を迎えてもシュートすら打てなかったり、相手が少しプレスの強度を高めれば3~4本のパスですぐにポゼッションを放棄したり、どう見てもプロリーグで最下層のディヴィジョンにいておかしくないクラブだ。「大分はJ3にいるクラブじゃない」と何人かのOBが言ってくれたが、本当にそうだろうか。誰よりも当事者たちはここがいるべき場所だと思い始めてるんじゃないだろうか。そうとしか見えない。


まだ遅くはないと思う。長い中断期間があったり、移籍のウインドウがオープンになったり、J2ライセンスを持っていないクラブが上位にいたりと、予測出来ないことが起こる要素が十分に残されてると思うから、まだ遅くはないと思う。他の誰よりも昨シーズン主力としてこのクラブに在籍した選手の奮起を促したい。このままでいいはずはない。






片野坂監督はチャンスやピンチ以外の場面でも、むしろそうでない場面の時の方がリアクションが大きい傾向があるので、何を狙いとしてるのかがとても分かりやすい監督だ。最近特に感じるのは、複数人が絡んだビルドアップの場面でワンタッチのパスだったり、縦パスがズレた時だ。今日も2回くらい頭を抱えてた。今の段階では片野坂監督の求めるものに選手が応え切れていないという印象。特にビルドアップについては、勇気がないとか気後れしているという印象を何人かの選手に感じる。相手を食い付かせなきゃ、効果的なパスなんて出せないし、マークも剥がせない。

しかし、今日のダニエルの件については、完全に片野坂監督のミスだと思ってる。2失点目のシーンのかなり前からダニエルは足を引きずっていて100%では走れていなかった。ベンチが気付いていなかったはずはないので、100%でなくてもダニエルを残したかったという判断なのだろうから、結果としてあんな凡プレーで決勝点を献上してしまったのは監督のミス以外の何物でもない。もうJ3で「勝てるチーム」でないことは十分過ぎるくらいに分かっていて、ほんの少しの勝負のアヤが勝敗を分ける中で、アレにはさすがに萎えた。






セレッソの40番・岸本武流は翼と同じ高卒ルーキー。去年のユースの大会で何度か見た。ダニエルに何度もつぶされながらも、果敢に挑んできていい経験をしてるなと思った。一方でJ3の中位クラブとはいえ、もう既にFW陣で一番期待感のある存在にまでなった翼。交代で引き上げてくる時の悔しさの発露こそ、何とかしたいというプレーの原動力だと思う。何人かの選手に言いたい。彼はルーキーだよ。




大輔さん、お久しぶりです。上司がアレじゃ大変でしょうね。




リーグ戦はもう3分の1を終了。我がクラブはこの状態から「飛」躍的に上がっていけるのだろうか。いまはまだ不安要素の方が大きいと言わざるを得ない。
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ここが踏ん張りどころ(8節栃木戦)

2016-05-08 21:13:32 | マッチレポート16'

負けました。


前半はCKから失点したものの、攻撃面はとてもいい内容だった。前節の富山戦は観られなかったが、後半に一気に落ちたらしかったからそれが気がかりだったけど、かなり暑かった割にはそこまで押し返されることなく、1試合を通して悪いとは思わなかった。失点シーン以外に危ないと思うシーンはほとんどなかったと思うんだが、それがいいのか悪いのかはよく分からない。特に2失点目は何でダニエルがいるべき場所にいなかったのか振り返りたいのに、J3だからね。。


勝てなくなってきてるけど、やりたいサッカーの方向性というか片野坂監督の方針や采配には大枠で賛成派。前半の攻勢は常に3人以上が絡む分厚い攻撃で説得力のあるものだったし、ああいう攻撃っていうのはそう簡単に構築出来るものじゃない。清本が絶好機を外したり(アレは惜しいで済ませてはいけない)、審判とうまく折り合えなかったりとそうこうしているうちにノーゴールで前半を終えてしまった印象。富山戦の感想でも色んなところで聞かれたけど、前半のうちに1点取っておけばというのは今節も繰り返された。この試合の攻撃面での主な戦術は、相手ライン裏へトップ2枚を積極的に走らせるというもの。ごっちゃんと翼は相手DFに高さでは劣るものの、決して負けてなかったし、寄せられても粘り強く前を向こうとしてた。そして後半にごっちゃんが決めたゴールは客観的に見れば、ラッキーな部類に入るゴールかもしれないけど、オレはあのゴールを高く評価したい。ガンバ戦後のコメントで「自分が変えないと、チームが勝てない」とまで言い切った気持ちをそのまま体現したようなゴールだった。ごっちゃんは試合終盤の選手交代に伴ってサイドハーフに配置転換になった後も、エネルギーを持って相手ゴールに迫っていたし、騒音は気にせずこのままやり続けてほしいと思う。ただ、そうは言ってもその戦術一本で点が取れるほど甘くはない。前半でまだ全員にパワーが残されてる時間帯なら、ボランチの上がりも含めて厚い攻撃が出来るものの、後半になってくると、正直最終ラインからのロングフィード一発で通らなければ、フォローもなくそのまま攻撃終了という印象は否めない。後半になかなか続かないのがコンディション面での問題なのか、戦術が徹底し切れていないからなのか、そこは点が取れるようにするために突き詰めていく必要があると思う。


今日は片野坂監督は、今季初めて昌也を途中で交代させた。自分は今季の昌也のキレのなさは沖縄くらいから気になってた。今日も前半は前線への飛び出しも良かったし、千明との縦のバランスも抜群だったと思う。ただやはり後半にガクッと落ちて、急に球際でも負けることが多くなる印象だった。そこは監督も同じだったようで遂に昌也を下げた。色々なところで昌也のパートナーは誰がベストで、どういう役割分担がいいのかというのが聞かれるけど、昌也は決して聖域ではないと思うし、個人的にいまボランチで一番いいと思うのは千明でもソンスでもなく姫野。それこそ去年の昌也のように「何とかしてやろう」という気持ちの強さがプレーに表れてる。やってるサッカーはいいと思うものの、結果が出なくなってきている以上、メンバーを少しいじるのは刺激としてもいいんじゃないだろうか。これも沖縄くらいからだけど、一番不満なのはサイドハーフの2人。特に在籍4年目の彼は、完全に自分のストロングポイントを忘れてしまったかのようなプレーぶりで見ててガッカリする。確かに山岸が抜群のタイミングでオーバーラップを仕掛けてくるから、迷うのかもしれないけど、あなたはオシャレなパスで良さが出せるようなプレーヤーではないはず。「山岸さん、ごめんなさーい!」と叫びながらカットインして右でぶちかますシュートが見たい。染矢抹消の影響もあるのかもしれないけど、この2人に変わるアウトサイドハーフの人材が極端に少なく感じるし、染矢の後釜を補強するのか、2種登録選手を抜擢するのか、もしくは4-2-3-1気味で純粋なアウトサイドハーフを置かない布陣とするのか、何かしら考えてほしいと思う。ただそれよりも、彼にもう一度気付いてほしいというのが正直な思い。



山岸キャプテンがフル出場。山岸のタイミングのいいオーバーラップと、岩田の怒濤のオーバーラップはやっぱりこのチームのストロングポイントだと思うから、蓋が開いてる方がいいんじゃないかなと今は思う。



順位はズルズルと下がりつつあるけど、抜けたチームもいないからまだ十分に巻き返し可能。ブレて遠回りすることだけは避けて、信じて突き進んでほしい。ここが踏ん張りどころ、サポも支えどころだな。





試合後に選手やスタッフが旧交を温めているのを見るのが何故か大好きという変な趣味があります。吉村コーチと山形選手は福岡時代、菅選手は岐阜時代かな。


こちらはぐっさんと上形選手。上形選手は大卒2年目だからぐっさんとはすれ違いかなとも思ったけど、学生時代から練習参加とかあったんだろうね。


ソンスと竹重選手。磐田つながりかな。








伊佐復帰を祝して。期待してるよ!
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不安な環境を乗り越えて(6節ガンバU23戦)

2016-04-23 22:24:24 | マッチレポート16'
勝てはしなかったけど、とても面白くてエキサイティングな試合だったというのが素直な感想。



大分に住んでいないので、地震が選手たちにどれくらいの影響を与えているのか全く分からなかったし、心身ともにどんなコンディションで大阪に乗り込んでくるのか、試合が始まるまでは心配することくらいしか出来ずに何とも言えない気分でキックオフを迎えた。



キックオフしてすぐに戦える状態でこの日を迎えてくれたことが分かった。期せずして消耗度の高い試合となったけど、全員が最後まで戦う姿勢を貫いたことに感動したし、今日ばかりは勝敗抜きでいいと思う。ホームで再スタートだ。





桜色のクラブの下部組織出身で20歳。青黒の23歳以下の選手が大半のチームを目の前にして、大津耀誠が燃えないはずがない。


そして結果でその気持ちを見せつけた素晴らしい先制ゴール。右からのアーリークロスに相手DFとのポジション争いに勝ってヘッドでドン!大津のようなプレーヤーに期待したいゴールそのまんまのようなゴールだった。


それだけに負傷での途中交代は大津個人としても残念だっただろうし、組織としてもゲームプランが大きく狂ったし痛かった。試合後の挨拶には自力でゴール裏まで行ってたし、長くはならないだろうけど、早い回復を祈る。ひとまず初ゴールおめでとう。


トリニータの主なチャンスメイクはサイドから。特に前半はトリニータの右サイドが広大なスペースを作り出し、優位に立った。ただ大津がいなくなったことも影響したと思われるけど、その後クロスが全く中に合わなくなった。翼、後藤の2枚なので高さで勝てることは当然なく、さらに2人の動き出しが被ることが多く、サイドまでは行くもその先でため息という攻撃が本当に多かった。そうなると坂井を入れて細かく崩すしかないんじゃないかなと思ってたところに、坂井が投入されるも姫野との交代でポジションもそのままボランチに。攻め込んで行く時にも坂井の位置取りが低くてあまり攻撃に絡めない。ちょっと期待してた役回りと違った。坂井もケガからの復帰戦でまだ本調子じゃなさそうだった。今日のようなゲーム展開で能動的に攻撃を構築したい時に坂井の存在は絶対に必要なので、出来れば2列目より前で、相手の懐に飛び込んでいけるポジションで使ってほしい。


ラスト15分のノーガードの打ち合いは、トリニータは相手のビルドアップを引っ掛けて2~3枚でカウンター、ガンバU23は徹底したショートパスでひたすらに真ん中をこじ開けにくるという展開。両者ともに少しの賢さと冷静さがあればゴールを奪えたんじゃないかなと思った。でもあの時間帯の攻防は熱かったし、手に汗握った。ちなみに2点目のPKはハンドではあったけど、エリア外だったと思う。メインスタンドで観ていた周囲の人も口々にそれは言ってたし、自分もそう思った。まあ、ラッキーだった。



開幕から1ヶ月超。ついに山岸さんトリニータデビュー。前半のぐっさんは2失点目の処理はお粗末だったものの、大津へのクロスは見事だったし、後半頭からフォーメーション変更があったわけでもないのに交代をさせられちゃうほどの出来だったとは思わなかった。山岸のプレーは、メインスタンドから見て逆側だったこともあって細かいところまでは分からなかったけど、怜と絡んだ攻撃には厚みがあって良かった。左足の切り返しからペナに侵入していったシーンは右足でぶちかましてほしかった。ただそれ以上にあの山岸からのパスに攻撃の選手として完全に反応が遅れた松本怜の集中力はちょっとどうなのと思った。後半は押し込む回数が多かったことと相手の攻撃が中央に偏ってたので、DF面での山岸の仕事っぷりがあまり見られなかった。そこでぐっさん以上の水準が見せられるのなら、レギュラーは変わるんだろうなと思った。いずれにしてもケガからの復帰戦の45分でSBがあれだけチャンスに絡めるのはいい選手の証拠。これからコンディションを上げてくるであろう山岸に期待したい。





本当によく走ったルーキーの2人。翼の猛然と襲いかかるようなフォアチェックは何度も相手のボールを引っ掛けてカウンターの起点となったし、終盤まで清本の外を何度も何度も追い越して行く岩田にも感動した。沖縄から薄々と感じ始めてたけど、岩田がかなりの濃度で「別格感」を漂わせ始めた。同年代の代表でチームメートにもなる高木彰人や堂安律に見せつけるかのごとく強烈に体をぶつけてボールを奪う様はまさに別格。「早熟の県北」が産んだ新たなスター誕生の瞬間を我々は目撃しているのかもしれない。ちなみに岩田がU20W杯を目指す代表に最後まで選ばれ続けたとしたら西川周作、松原健に続く宇佐市出身者として3人目の選出になると思われる。宇佐市の人口は約6万人。こんなにも高確率で10代の最高峰の代表に選手を送り込む自治体が他にあるだろうか。「早熟の県北」マジで恐るべし。



試合後、ガンバU23の實好監督とかなり長く話し込んでた片野坂監督。遠くから見てると片野坂監督が話したそうにしてる感じが伝わってきた。自分の決断次第では今日の反対のベンチに座ってた可能性もあったわけで、色々と情報交換したいこともあったのかな。


5試合を終えて、3勝1分1敗と優勝を目指すチームとしては極めて普通の成績となってしまったわけだけど、冒頭にも書いた通り、今日についてはまずは普通に試合が出来たことを喜びたいと思う。もちろん地震についてはまだ予断を許さない状況なわけだけど、今日のような試合を出来る選手たちならこの先は大丈夫だろうと思える。次節ホームゲームから反撃開始だ。
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なんくるならない(4節琉球戦)

2016-04-11 23:07:09 | マッチレポート16'
「おい千明このヤロー、ここから10アシストしてチャラだからな、このヤロー!」

自分の記憶が正しければ、トリニータの選手があの類いのレッドをもらうのって09年の開幕戦の大輔以来じゃないかと思う。ただあの時は竹内の頭おかしいんじゃねーのレベルの殺人タックルを食らった後だったから同情の余地はあった。でも昨日の千明のは言い訳のしようのない「愚行」。個人的にはこういう個人レベルの「愚行」でチームに迷惑をかけた場合はきっちりと罰金をとった方がいいと思ってる。プレーに関してのイエローやレッドについてはやむを得ないものから、むしろチームを救うものまであるけど、プレーが切れてる時のカードには何の価値もない。本当だったらもうバッサリと斬ってしまいたいくらいに腹が立ったけど、千明投入から生き返った組織を見てしまうと、振り上げた拳をそっと下げざるを得ない。

「おい千明、残り25試合で10アシストだぞ、期待してんだよバカヤロー・・」



というわけで行ってきました沖縄。4月10日がそのシーズンの最初のスタジアム観戦というのは多分トリニータサポ歴の中でも最も遅いシーズンだと思う。その待ちに待った初観戦でチームが今季初黒星という最悪の展開。次節はオレが行かないからどうせ勝つんだろ、ハハハ。。


それにしても戦術云々の前にシュートやパス、クロスといったベーシックな部分の質が非常に低いのにちょっと驚きを隠せなかった。選手コメントにもあったように、暑かったしそれに慣れるまでは体が重かったんだろうなというのはスタンドから見ててもよく分かった。ただそれにしても、シュートが枠にいかない両松本、パスがズレまくる全ての選手、前半だけで5本のキックミスをした上福元等々、ちょっとひどかったね。よくシュートをフカすと「宇宙開発」と表現されるけど、後半に右からのクロスをダイレクトボレーで狙った怜のシュートは紛れもなく「それ」だった。種子島でよくああいう軌道の映像を見るもん、沖縄だったのに。。中でも昌也のキレのなさは、暑さだけが原因じゃないレベルに見えちゃったなぁ、そうであってほしくないけど。判断が遅くて、体のキレだけじゃなくて、頭のキレも鈍ってるように見えた。次節から立て直してほしい。


失点の起点となってしまったけど、90分を通して一番頑張ってたのは、間違いなく岩田。SBが適性ポジションだとは決して思わないんだけど、終盤にビュンビュン駆け上がってく姿は頼もしく痛快だった。姫野との阿吽の呼吸で裏のスペースに出されたスルーパスが届いてたら、昇天してたかもしれない。あれは思わず声が出たし、ホントに惜しかった。試合終了後も一人立ち上がれなかったし、オレは気が付かなかったけど、泣いてたみたいだね。





そして昂洋はベンチ入りおめでとう!こっからだぜ、頑張れ!!


クロスの練習してたし、右SBでの起用なのかな。



ギリギリの内容で勝利を手繰り寄せてたようなところもあったから、遅かれ早かれ負けたんだろうけど、これを次にどう活かすかが大事。10人になってからも五分に近い内容で試合を進めたし、得点の匂いもした。監督の采配で試合の流れを呼び込めるのは素晴らしいことだけど、もっと選手だけで出来ることもあるはず。もっとしたたかに、もっと泥臭く、ここから開幕みたいなもんだ。また勝ち続けるぞ。




それにしても琉球はお客さん少な過ぎじゃないですかね。日曜日の16時キックオフで14百人って、この人数でJ3入会出来るんだったっけ?
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暫定首位浮上(2節鹿児島戦)

2016-03-20 10:21:49 | マッチレポート16'
勝ったものの、監督も選手もサポーターも誰もが内容には問題があったと認識しているわけで、考えようによっては最高の状況なんじゃないかと思う。課題を抱え、慢心せず改善し続け、でも勝ち点は積み上がっている。ついでにここで2週間の時間があく。改善も出来るし、ケガ等で出遅れた選手の回復のための時間も稼げる。これは最高の状況だよ。連勝、よしよし。


開幕戦から、翼→ごっちゃん、ソンス→千明と手を入れてきた片野坂監督。翼もソンスもそんなに悪いわけではなかったから、少し意外な気もした。ただ昨日の試合を観て、CBの2人を除くとレギュラー確定と言える選手は誰もいないなという思いを強くしたので、今は深く納得。鹿児島の開幕戦を観ていないので、昨日の戦い方がスタンダードなのか、長野戦を分析してのものなのかは分からないけど、予想通りかなり高い位置から圧力をかけてきた。そしてこれも予想通り、大分はバタついた。ボールを保持して、前に進めていくのって相互理解と相互扶助が重要だと思うから、時間はかかるんだろうなと思う。今はまだほとんどのシーンで受け手側の動きが足りないし、実際に受け手側の動きが十分にあった得点シーンはボールホルダーに選択肢が常に複数あった。この部分の熟成は時間の経過とともに仕上がっていくと信じて待つしかないかな。

気温が高かったことも影響したのか、開幕戦よりも足が止まる時間が早く終盤はかなり体が重そうだった。サイドをキレイに崩されたシーンも何度もあり、鹿児島のそこから先の精度の低さに救われた感は否めない。そこはやはり昨季JFL4位のクラブだし、他のクラブはそこまで許してはくれないでしょう。目を覆いたくなるくらいにボールホルダーへの寄せは甘いし、行きたくても体が重くて行けないようにも見えた。ゲーム体力の向上と、ペース配分も含めて試合のコントロールがもう少し出来るようになることでこの部分も改善されていくのかなと思う。そう考えると、結論はごっちゃんがGKとの1対1をちゃんと決めときゃ全部OKだったんじゃないかという気になってきた。ごっちゃん、得点王とるんだよ!J3の得点王は2年連続で大分ユース出身者から出すんだよ!昨日は2点とれたよ!


J3の場合は、J1やJ2と違い映像の量が極端に少なくて、他のクラブがどんなもんなのかが全く分からないから連勝しても、何となく不安がつきまとう。テレビ放送がないなら現地に赴いて自分の目で見るしかないということで、今日はFC東京U23と琉球の試合を観にいってくる。

J3はつらいよ。
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片野坂トリニータ、初陣を飾る(1節長野戦)

2016-03-13 22:51:07 | マッチレポート16'
やっぱり事前学習が足りないと痛感させられた。試合前に発表されたスタメンを見ても何の違和感も感じない自分がいた。そしてTLに流れてくる情報を読んで初めて山岸の名前がないことに気付く。まあでも、今日で一気に把握した。次にいつ放送があるか分からないけど、今日出た選手はほとんど把握した。


J3降格に伴い、大幅に選手は入れ替わったものの、今日のスタメンで本当のお初は結局、大津、清本、ソンスの3人だけ。交代で出てきた3選手も全て昨年からの既存戦力。ということで骨格に影響を及ぼす選手の移籍はほとんどなかったと考えていいんじゃないかなと思った。


1試合を通して主導権を握る時間が長かったけどなかなかゴールが割れず、このままタイムアップ、もしくは昨季だったら終了間際に一撃食らってたった1つの勝ち点すらも残せないという見慣れた光景がよぎった時間帯でのごっちゃんのゴール。昨季からの嫌な流れや新監督の求心力といった様々なものを好転させる本当に意味のあるゴールだったと思う。一昨年の京都戦の同点ゴールも、昨年の京都戦の2ゴールもごっちゃんのゴールはなかなかチームの勝利に結びつかない印象があったけど、今日のゴールは文字通り「値千金」のゴールだったと思う。監督も言ってる通り、翼とごっちゃんでスタメンを迷ったならオレもスタメンは翼でいく。今日のゴールを見せられてもその順番は変わらない。でもそれはスタメンでチョイスされる方が優れているということではなくて、それぞれの特長を考えた上での起用という意味合いで。ここからポジション争いが激化していけばいくほど、もっと面白くなるし、チームのためにもなる。


新戦力の中で一番印象に残ったのは大津。まだ粗いところがありながらもかなり収められるし、頑張れる。ラインダンスで足をつったのが本気なのか、ギャグなのか分からないけど、本気でそうなったとしても頷けるくらいに終盤はよく走ってた。ATに阪田を振り切ったプレーは苦しい時間帯にチームを助けた隠れた好プレーだったと思う。いいものを持ってるだけに清本もそうだけど、もう少しだけゴール前での落ち着きが欲しい。シュートを枠に飛ばせられれば、恐さも出てくる。ライバルは多いけど、アピール出来るものは十分に持ってると思うから、今後も楽しみな選手の1人。


CKの数に象徴されるように今季のトリニータはサイドに重点を置く攻撃を志向していると感じた。2列目をアウトサイドに置いて、さらに場面によってはSBの上がりを促す回数も多い。こうなるとボランチにバランス感覚とディフェンスの能力を求めなければならなくなるけど、千明ではなく、昌也とソンスだったのはその辺の意図もあったように思った。両サイドともに可能性のある攻撃を表現できていたので、方向性は良しと見る。ただちょっと気になったのは、60分を過ぎて少しずつ足が止まり出した時間帯に長野のWBを置くフォーメーションとのミスマッチを突かれて、こちらの左サイドを天野に突破されるシーンが続いた。画面からは、監督がそこに手を入れるような指示出しもなければ、選手交代による対応をしようという風にも見えなかった。J3についてはこれから勉強で、どんなフォーメーションのチームが多いのか分からないけど、今後片野坂監督がどんな戦術的な幅を見せるのかには注目したい。幅が広ければいいってもんでもないと思うけど。


全体的に丁寧にパスを繋いで攻撃を構築していた印象だったけど、特に前半は長野の圧力が弱かっただけで良かったとは思わない。実際に後半に選手交代が始まり出して、長野がプレスの位置を上げて強度を強め出した途端にバタバタしていた。あれが真の姿だと思うし、各チームは映像で現在のトリニータの力をきっちりと分析してくるだろうし、今後はもっと強めに当たってくる可能性が高いと思ってる。そんな中でも今日の前半のように動かすことが出来れば、本当に得点数が伸びてくるんじゃないだろうか。地味ながらもけっこう決定的なパスミスとか中盤で何度もあったけど、相手の質の低さに助けられてるところが多かった。もちろん開幕戦の固さもあったろうし、連携面での熟成が図れていないということもあったとは思う。特に受け手側の動きが少ないなとは思った。


まずは1試合観て感じたところはこんなところ。両チームがリーグ内でどの位置づけなのかはまだ分からないけど、冒頭にも書いた通り、勝てて本当に良かったと思う。前の記事にも書いたけど、試合数が少ない分、1勝の価値はJ2よりも遥かに大きい。片野坂監督が会見で自戒しているように、まだ29試合あるからね。勝負はここから。だけどやっぱり勝利は嬉しい。

この後のJ3ハイライトが楽しみだぜー!
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