1月のデジタルカメラ出荷金額が前年比半減

 カメラ映像機器工業会(CIPA)が発表したところによると、2009年1月のデジタルカメラの出荷台数が、国内出荷が前年同月比18.9%減、総出荷(全世界)は同33.6%減であり、とりわけ デジタル方式一眼レフに至っては同42.5%減の32.7万台とのこと。また、出荷金額では同48.1%と半減。危機的な状況である。

 出荷台数の減少より出荷金額の減少が大きいのは、単価の下落を意味している。需要の低迷に過剰在庫が追い討ちをかけ、大幅値引きが常態化し、コンパクトタイプの平均価格は2万円を割るところまで来ているという。

 しかしだ、量販されてきた(いる)コンパクトタイプはともかく、もともと台数では少ないDSLRの出荷台数が42.5%減とは驚きだ。クルマどころの話ではない。これほど販売が落ち込むとなると、次世代商品の開発費が削減され、新機種登場のテンポが遅くなるのかも知れないけれど、まっ、ここ数年のテンポが速すぎたわけだから、プレストから一気にアンダンテくらいにしてもいのかも知れないな。
 

 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、猫柳(ねこやなぎ)。勿論、この花穂を猫の尻尾に見たたての命名だが、「言い得て妙」である。昨日の紫花菜と共に何度か登場するかと思うが、お付き合い願いたい。
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