japanなPENTAX 645D、120万円也

 風景写真愛好者には人気の中判デジタルカメラ、ペンタックス645Dにびっくりの特別仕様「漆塗り」が登場。期間限定・完全受注生産で桐箱に入れられたこのカメラは120万円。通常モデルが75万円程度だから65%Upのこの価格を高いと思うか安いと思うか。

 

 Nikon(ニコン)がSPの再生産モデルを限定販売した時に、実は郷秋<Gauche>は購入を密かに検討したのだが、結局は購入を思い止まった。つまりもうフィルムのカメラをメインとすることはないだろうと思って。

 

 中には値上がりを期待、投資のつもりで購入した方もいたように聞いているが、結果は大暴落。Nikonだったからなのかフィルムのカメラだったからなのか。果たして漆塗りの645Dに投資の価値があるかどうか、郷秋<Gauche>にはわからんぞ。

 

 ところでなぜ漆塗りの645Dが「japan」なのか疑問をお持ちになられた方もいるだろう。実はその昔、ヨーロッパに人たちが漆器の事を「japan」と呼んだことから来ている(のだろう)。同じような例では「china」がある。これは今でもBone chinaと呼ばれているのでお分かりの通り磁器の事。磁器=中国、漆器=日本だったわけだな。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、真夏のモミジ。公園グラウンドの周りに植えられたモミジである。グラウンドはカンカン照りでモミジとの明るさの差が大きい。そこで思い切り+3程の露出補正をかけると明るいグラウンドは完全に「飛んで」モミジだけが適正露出になる。

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