恩田の森、更新

 本日、恩田の森で撮影いたしました写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
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郷秋<Gauche>、ハチミツを買う

 混ぜ物のない、至って良質なハチミツがあると云うので、騙されたと思って買てみた。いや、騙されていなかった。美味い、実に美味い。朝食が待ち遠しくなる。ほんのりとミカンの香りのするハチミツである。そりゃそうだ、だって「ミカン蜜」なんだから。蜜蜂の研究をしている知人に聞いてみた。レンゲ蜜やアカシア蜜と云うのか聞いたことがあるけれど、ミカン蜜ってホントにミカンの花の蜜だけなの?どうしてミカンの花の蜜だけだってわかるの?と。

 

 曰く、ハチミツを水で薄めたものを顕微鏡で見るのだろそうだ。ハチミツの中には、蜜蜂がハチミツと一緒に集めてきた花粉も入っているのだそうだ。その花粉の数を顕微鏡をのぞいて数えるのだそうだ。そして100個の花粉の内、95個以上ミカンの花粉が入っていたらミカン蜜、95個以上レンゲの花粉が入っていたらレンゲ蜜として販売して良いのだと云う。つまり、花粉の数が95個あれば、蜜もまた95%はその花の蜜であると云う事になるらしい。ちなみに顕微鏡で見れば、その形で何の花の花粉なのかがすぐにわかるのだそうだ。

 

 なる程。実に簡単明快な話だけれど、顕微鏡をのぞきながら花粉の数を数えるって、郷秋<Gauche>には出来ないぞ、って云うか無理だろう、そんなこと。

 と云う訳で今日の一枚は、左が百花蜜(本文に書いた基準で云えば、100個の内95個以上特定の花の花粉(蜜)が入っていない、云ってみれば百種類の花の蜜が混じっていると云う事だな)、真ん中がほのかにミカンの香りがするミカン蜜(採ることのできる場所と時期が限られることから貴重であり、それらの条件のために粘度が低い)。そして右がハチミツと一緒に買った、甘味にはハチミツだけを使ったと云う「あまおう」のブリザーブタイプジャム。

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