崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

人材発見

2009年05月14日 06時33分34秒 | エッセイ
 私は若い時、文化広報部の仕事をしたことがあり、新聞記者と会う機会が多かった。その中には韓国で優秀な言論人になった人もいる。それを思い出すとよく現場を歩く記者だったと思う。新聞記事を読んでもその現場感はわかる。どこでも私は中央誌と地方紙を一緒に購読する。中央誌の新聞記者の移動は激しい。そのたびに記事の熱度が変わる。この地域では最近飛び歩くような女性記者が地域の情報をよく書いてくれたが彼女の転勤後中央誌の地域ニュースなどは力が抜けてしまった感がある。
 医師もいろいろ、大学教授もいろいろであるように中身は異なる。全国的に建物の様式や組織などは統一することができても人の質を上げることはなかなかむずかしいようである。そんな中で下関では良い人材が次々と見つかって嬉しい。今水面下での人間交流を楽しんでいるところである。