崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「戦争と戦没者をめぐる死生学」

2009年05月02日 06時00分25秒 | エッセイ
 戦争と戦没者慰霊について、死生学的な観点から「戦争と戦没者をめぐる死生学」の学術会議で私が司会をする予定のプログラムを紹介する。
日時 2009年6月6日(土曜日)10:30〜18:40
場所 東京大学本郷キャンパス 法文二号館一番大教室
主催 東京大学グローバルCOE「死生学の展開と組織化」
第1セッション「戦没者への眼差し」(10:40〜12:20)司会:崔吉城
 テレングト・アイトル(北海学園大学人文学部)「敵味方が乗り越えられるか――13世紀『蒙古の碑』の死生観をめぐって」
 池映任(東京大学 学術振興会外国人特別研究員)「韓国における朝鮮戦争の記憶と戦死者儀礼」
 コメンテータ 真鍋祐子(東京大学東洋文化研究所)
第2セッション「戦争と死の物語り」(13:30〜14:50)司会:崔吉城
 加藤陽子(東京大学大学院人文社会系研究科)「戦死と遺族~死に場所を教えられなかった国とその戦後」
 コメンテータ 朴榮濬(韓国国立防衛大学校)
第3セッション「戦争の処理と消化」(15:10〜16:30)
 朴均烈(慶尚大学校)「日韓における戦争に関する消耗的論争の克服方案について:戦争の相関的正当性概念を中心に」
 コメンテータ 六反田豊(東京大学大学院人文社会系研究科)
第4セッション「戦争の倫理」(16:50〜18:30)
 朴政淳(延世大学校):A Critical Study of Michael Walzer's Just War Theory
 小林正弥(千葉大学法経学部):「コミュニタリアニズムと戦争倫理――ウォルツァー正戦論の陥穽とその存立可能性」
 コメンテータ 一ノ瀬正樹(東京大学大学院人文社会系研究科)
東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOE「死生学の展開と組織化」
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 Tel : 03-5841-3736