何の脈絡もなく…(^^;
金沢支社のジョイフルトレイン「ゴールデンエクスプレス・アストル」。
実車は1988年に松任工場で改造されました。当初は名前の通り金色を纏っていましたが、1997年にリニューアルされオレンジとクリームに装いを一新。
老朽化していた中間車は差し替えの上新たに改造され、2006年度末まで活躍していました。関西地区にもよく来ていたので、自分も何度か見たことはあります。
製作自体は今から遡ること2年以上も前の高校時代。
資金不足のためにケント紙で車体を作りました。天井板を一体としたペーパールーフ構造や、溶きパテで表面処理を行うなど、試作的要素もいろいろと取り込んだ覚えがあります。
高校卒業までにボディは完成していたものの、そのまま長らく放置。重い腰を上げて昨年6月に塗装を済ませるも、また長らく放置が続きました。
しかし最近、意外にも頑丈なペーパー製のボディを見るにつけ、「未完で終わらせるのはもったいない!」との思いが強くなり、下回りを揃えて一気に完成させました。

全景です。
これが今年初の落成になるとは思いもしませんでしたが、長期仕掛かり品を完成に持っていくことが出来て一安心…。

特徴的な展望部分。全てペーパー製です。
ペーパークラフトの要領で図面を書いて組み立て、瞬間接着剤を十分に染み込ませて削り出しました。
更にボディ全体にも溶きパテを塗布して表面処理をしているので、実はプラ板並みの強度を持っています。

中間車のキロ29 554。
下回りはTOMIX製キハ58(旧製品)をそのまま使っています。よって床下機器は異なりますが、旧動力の特徴なのか、実車さながらの轟音を立てて走るのがおもしろいです。

床下はかなり適当です。
台車はTOMIX製キサシ180から、エンジン部分だけKATO製キハ40を流用し、他はプラ板等で作った箱だけを配置しました。雰囲気モノですね。

内装もそれらしく作りました。
スチレンボードをベースとして、シートはTOMIX単品ケースの中敷を切り出して製作、仕切り等はプラ板からです。
さりげないものですが、外からチラッと見えると嬉しくなります。

最後に走行シーン。
ペーパーでの車体製作は今までにも何度かトライしてきましたが、途中での挫折を数多く経験しました。単調な作業が続いたり、大きく失敗したり…。
それでもこうして形になったものを走らせると製作の疲れが吹き飛びます。省略したところは多々あれど、少ない費用で紛れもない「アストル」を手に出来たからでしょうか。そういう意味では、ペーパー製作の醍醐味を存分に味わうことが出来たと思っています。
金沢支社のジョイフルトレイン「ゴールデンエクスプレス・アストル」。
実車は1988年に松任工場で改造されました。当初は名前の通り金色を纏っていましたが、1997年にリニューアルされオレンジとクリームに装いを一新。
老朽化していた中間車は差し替えの上新たに改造され、2006年度末まで活躍していました。関西地区にもよく来ていたので、自分も何度か見たことはあります。
製作自体は今から遡ること2年以上も前の高校時代。
資金不足のためにケント紙で車体を作りました。天井板を一体としたペーパールーフ構造や、溶きパテで表面処理を行うなど、試作的要素もいろいろと取り込んだ覚えがあります。
高校卒業までにボディは完成していたものの、そのまま長らく放置。重い腰を上げて昨年6月に塗装を済ませるも、また長らく放置が続きました。
しかし最近、意外にも頑丈なペーパー製のボディを見るにつけ、「未完で終わらせるのはもったいない!」との思いが強くなり、下回りを揃えて一気に完成させました。

全景です。
これが今年初の落成になるとは思いもしませんでしたが、長期仕掛かり品を完成に持っていくことが出来て一安心…。

特徴的な展望部分。全てペーパー製です。
ペーパークラフトの要領で図面を書いて組み立て、瞬間接着剤を十分に染み込ませて削り出しました。
更にボディ全体にも溶きパテを塗布して表面処理をしているので、実はプラ板並みの強度を持っています。

中間車のキロ29 554。
下回りはTOMIX製キハ58(旧製品)をそのまま使っています。よって床下機器は異なりますが、旧動力の特徴なのか、実車さながらの轟音を立てて走るのがおもしろいです。

床下はかなり適当です。
台車はTOMIX製キサシ180から、エンジン部分だけKATO製キハ40を流用し、他はプラ板等で作った箱だけを配置しました。雰囲気モノですね。

内装もそれらしく作りました。
スチレンボードをベースとして、シートはTOMIX単品ケースの中敷を切り出して製作、仕切り等はプラ板からです。
さりげないものですが、外からチラッと見えると嬉しくなります。

最後に走行シーン。
ペーパーでの車体製作は今までにも何度かトライしてきましたが、途中での挫折を数多く経験しました。単調な作業が続いたり、大きく失敗したり…。
それでもこうして形になったものを走らせると製作の疲れが吹き飛びます。省略したところは多々あれど、少ない費用で紛れもない「アストル」を手に出来たからでしょうか。そういう意味では、ペーパー製作の醍醐味を存分に味わうことが出来たと思っています。
以前のEF66から名を改めました。今後ともよろしくお願いします。
この車両は私が初めてこちらを訪れた頃から製作されていましたね。実車があった頃も含めて私も懐かしい気持ちになりました。
時間が経つと昔の自分の程度を見て諦めたり、一から作り直そうとなったりするところを、
完成させてしまうのがいつもすごいなと感じます。
製作期間はかなり長くなったものの(笑)、一応完成に持っていくことが出来て嬉しく思っています。
ボディはどうしても未熟なところがありますが、室内を作りこんだり、放置中に培った技術を応用してみました。
完成度を自由に変えられるのがやはり自作の良さでしょうか。今回でちょっと自信がついたので、自作車両を増やしていきたいです。
JTものは同じものを2つ作ることが多いので、1つ作った時点で完全燃焼してしまうこともありますからね。これは自作も改造も同じことなので、計画的な製作をしていかないと…。