春よ、来い

2011年01月31日 23時59分59秒 | 日記
もう1月も終わりですね。
試験があったせいか、それほど早くは感じませんでした。
でも、2月3月はおそらく早く時が流れるのだと思います…。


明け方6時過ぎに「京都学基礎講読」のレポートが完成しました。最後までどう持っていくかけっこう悩んでましたが…。
成果物のレポートを書く際、後発の他人の意見や先生に指摘された部分を自分の意見として書く(やり方としてはOKだし、自分も今までにやったことがある)ことがあるのですが、今回ばかりは参考程度として、あくまで自分の主義・主張を補強することに終始しました。
その過程で、自分の体験や主観というものをある程度大切にすることを心がけました。もちろん通常のレポートでは有り得ないことです。
でも、自分の場合、まずは過去20年間の自分の体験・そこで培われた主観を作品のなかの「京都」と比較することで、作者の京都像・京都観というものに触れることが出来るんですね。京都が舞台となる文学作品に共通する自分の読み方です。それから参考文献を当たっていく。
というわけで、僕の書くレポートはいつも若干上から目線に仕上がってしまうのですが、今回がその最たるものと言ってよいと思います。
吉と出るか凶と出るか。はたまた。

それから7時間ほど寝て、昼からはバスで大学に行きました。
今日も食堂で孤食TIME!!と思ったらたまたま友達が居たので、一緒に食べることに。
一昨日と同じメニューで、いろいろと話しながら食べました。たまには友達と食べるのもいいもんですね←

すっかり話が弾んで、1時間以上してからようやくメディアルームでレポートを印刷して提出することが出来ました。キリよく1月中に済ませられて、これで晴れて春休み突入です。
ついでに1945年に米軍が作成した京都市内の地図と、「京都・鴨川に坐る人々の空間占有に関する研究」という論文も印刷してきました。
実は家でも印刷設備は整っているのですが、2月3月は授業が無いので、学費を少しでも有効に使うべく…。

前者は60年以上も前のデータということで、失われた都市河川を探索するのにすごく役立つと思います。川以外にも市電や国鉄の路線、更には米軍作成ということで橋の材質まで細かく書かれています。次は昭和30年代辺りの航空写真を探しに行きたいと考えています。
後者はちょっと期待外れでした。20年以上も前の論文ということもありますが、量が少なく(その分読みやすいが)、不足している部分が多いように思います。データを採った日が宵山ということで、普段のデータが無いのも気になるところ。
つまり、鴨川等間隔カップルの法則について、本当に突き詰めた研究はされていないということです。
春休みはこれらを遊び道具にして街へ繰り出そうと思います。


写真は近鉄上鳥羽口駅付近にて、堀川の下流部。
華々しく蘇った上流部とは全く異なる様相。都市河川の悲哀というべきか。