退屈な土日を終えて。
起きると雪が積もっていて、路面は凍結。
早速レミオロメン「粉雪」を聴きました。ピッタリです。
自転車は流石に怖いので、今朝もバス通学。
5分遅れで来た快速バス(わりと空いていた)に乗り込みました。
「まぁ何とかなるだろう!」と思っていたのも束の間、バスは終始ノロノロ運転…。
聞いた話によると15キロの速度制限がかかっていたようです。つまりJR西日本のローカル線の徐行区間とと変わらないスピードです。まるで犬ぞりで大学に向かっている気分でした。おまけに車内が寒い。
当然間に合うはずもなく、バスは西大路四条到着時点で9時を迎えました。
1限は必修科目の英語なので、とりあえずは友達にバスが遅れている旨をメール。すると先生も到着が遅れるそうで、あちらはいま自習中とのこと。
実は途中で嵐電に乗り換える手も考えていたのですが、少しホッとして、バスで大学まで行くことに決めました。
寒そうにしていた近くの女の子に、降り際にカイロをあげるおばあさん。この街も捨てたもんじゃないな。
円町あたりでは道路の混雑も若干解消。
太子道とわら天神前では普通のバスを追い抜いて何とか快速の意地を見せてくれました。
スピードは相変わらずで、大学到着は9時30分。結局1時間10分もかかって着いたことになります。(普段は30分程度)
これでは徒歩と変わりません。まぁ、貴重な体験ということにしておきましょうか。
雪だるまの乱立するキャンパスを潜り抜けて教室へ。
先生も来たばっかりという様子で、出席扱いの上で小テストは受けることが出来ました。
3回生時のことは分かりませんが、これがおそらく人生最後の「英語の授業」だったと思います。大雪でバスが遅延という忘れられない思い出になりました。
---
1限終了後は、ここぞとばかりにカメラを持ち出して大学周辺を散歩。
主に嵐電の撮影と、合間に妙心寺に寄って、京都では年に数回もない積雪の日を記録しておきました。
江ノ電号が雪を付けていたのが印象的でした。本家江ノ電でも雪が降ることは少ないでしょうし、この塗装も3月末で終わってしまいますから…。
3限は「日本文化史」の確認テスト。
問題は予め公表されていたので、昨日作っておいた答案を必死で暗記して対応しました。
しかし朱子学や上古認識などは日本のことなのに全く分かりません。尊皇攘夷思想の源流なのは確かなのですが、解釈にかなり時間がかかりました…。
まぁ、出席点と中間テストと今回ので、おそらく単位は取れたと思います。多分。
4限は「西洋史概説」。
ベルリンにあるホロコースト記念碑(是非検索してみてください)の広場が紹介されました。
先生が実際に撮影しながら歩いた動画がスクリーンで映し出されてすごく分かりやすかったのですが、その広場にはホロコーストに関する説明書きなどが一切ありません。
またたくさんの石碑には何が書かれているというわけでもなく、背の低い石碑をベンチ代わりにする人、背の高い石碑の並ぶ迷路にして遊ぶ子どもなど、そこでの過ごし方は様々。
しかし不謹慎と咎められることもありません。第一印象では、どちらかと言えばモニュメント的意味合いが強いようにも思えました。
しかし、設計者アイゼンマンの意図としては、敢えて何も書かないことで、来る人それぞれの判断に委ねるとしているそうです。
それを聞いて初めて分かったのですが、国によって慰霊や鎮魂といったことに関しての捉え方が違うということ。当たり前のことなのですが、人の思いは様々、個人的にはこのホロコースト記念碑の在り方も良いと思いました。
日本では必ず説明書きがあって厳粛な雰囲気がありますが、それを無くしてみることで、人々が気軽に訪れることが出来て忘れ去られることもなくなる、今は遊んでいる子どもたちもいずれその意味を理解する…
今後は日本にもそういった施設が必要とされてくるのではないかと(既にあるのかもしれませんが)、奇しくも震災から16年目の日にその在り方を考えさせられることとなりました。
写真は今朝の立命館大学存心館。法学部の建物です。
TV等で紹介される場合はここが使われることが多いですね。
起きると雪が積もっていて、路面は凍結。
早速レミオロメン「粉雪」を聴きました。ピッタリです。
自転車は流石に怖いので、今朝もバス通学。
5分遅れで来た快速バス(わりと空いていた)に乗り込みました。
「まぁ何とかなるだろう!」と思っていたのも束の間、バスは終始ノロノロ運転…。
聞いた話によると15キロの速度制限がかかっていたようです。つまりJR西日本のローカル線の徐行区間とと変わらないスピードです。まるで犬ぞりで大学に向かっている気分でした。おまけに車内が寒い。
当然間に合うはずもなく、バスは西大路四条到着時点で9時を迎えました。
1限は必修科目の英語なので、とりあえずは友達にバスが遅れている旨をメール。すると先生も到着が遅れるそうで、あちらはいま自習中とのこと。
実は途中で嵐電に乗り換える手も考えていたのですが、少しホッとして、バスで大学まで行くことに決めました。
寒そうにしていた近くの女の子に、降り際にカイロをあげるおばあさん。この街も捨てたもんじゃないな。
円町あたりでは道路の混雑も若干解消。
太子道とわら天神前では普通のバスを追い抜いて何とか快速の意地を見せてくれました。
スピードは相変わらずで、大学到着は9時30分。結局1時間10分もかかって着いたことになります。(普段は30分程度)
これでは徒歩と変わりません。まぁ、貴重な体験ということにしておきましょうか。
雪だるまの乱立するキャンパスを潜り抜けて教室へ。
先生も来たばっかりという様子で、出席扱いの上で小テストは受けることが出来ました。
3回生時のことは分かりませんが、これがおそらく人生最後の「英語の授業」だったと思います。大雪でバスが遅延という忘れられない思い出になりました。
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1限終了後は、ここぞとばかりにカメラを持ち出して大学周辺を散歩。
主に嵐電の撮影と、合間に妙心寺に寄って、京都では年に数回もない積雪の日を記録しておきました。
江ノ電号が雪を付けていたのが印象的でした。本家江ノ電でも雪が降ることは少ないでしょうし、この塗装も3月末で終わってしまいますから…。
3限は「日本文化史」の確認テスト。
問題は予め公表されていたので、昨日作っておいた答案を必死で暗記して対応しました。
しかし朱子学や上古認識などは日本のことなのに全く分かりません。尊皇攘夷思想の源流なのは確かなのですが、解釈にかなり時間がかかりました…。
まぁ、出席点と中間テストと今回ので、おそらく単位は取れたと思います。多分。
4限は「西洋史概説」。
ベルリンにあるホロコースト記念碑(是非検索してみてください)の広場が紹介されました。
先生が実際に撮影しながら歩いた動画がスクリーンで映し出されてすごく分かりやすかったのですが、その広場にはホロコーストに関する説明書きなどが一切ありません。
またたくさんの石碑には何が書かれているというわけでもなく、背の低い石碑をベンチ代わりにする人、背の高い石碑の並ぶ迷路にして遊ぶ子どもなど、そこでの過ごし方は様々。
しかし不謹慎と咎められることもありません。第一印象では、どちらかと言えばモニュメント的意味合いが強いようにも思えました。
しかし、設計者アイゼンマンの意図としては、敢えて何も書かないことで、来る人それぞれの判断に委ねるとしているそうです。
それを聞いて初めて分かったのですが、国によって慰霊や鎮魂といったことに関しての捉え方が違うということ。当たり前のことなのですが、人の思いは様々、個人的にはこのホロコースト記念碑の在り方も良いと思いました。
日本では必ず説明書きがあって厳粛な雰囲気がありますが、それを無くしてみることで、人々が気軽に訪れることが出来て忘れ去られることもなくなる、今は遊んでいる子どもたちもいずれその意味を理解する…
今後は日本にもそういった施設が必要とされてくるのではないかと(既にあるのかもしれませんが)、奇しくも震災から16年目の日にその在り方を考えさせられることとなりました。
写真は今朝の立命館大学存心館。法学部の建物です。
TV等で紹介される場合はここが使われることが多いですね。