西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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英女性文学賞「オレンジ賞」

2010年06月14日 | 文学一般 海外
英女性文学賞「オレンジ賞」に米作家キングソルヴァー
2010年06月10日 13:28 発信地:ロンドン/英国

英ロンドン(London)・ロイヤル・フェスティバル・ホール(Royal Festival Hall)で行われた2010年の英女性文学賞オレンジ賞(2010 Orange Prize)の授賞式で、同賞を受賞した米作家バーバラ・キングソルヴァー(Barbara Kingsolver、2010年6月9日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL
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【6月10日 AFP】(一部訂正)女性作家による英文小説に与えられる英文学賞オレンジ賞(Orange Prize for Fiction)に、米作家バーバラ・キングソルヴァー(Barbara Kingsolver)の小説『The Lacuna』が選ばれた。賞金は3万ポンド(約398万円)。

審査委員長のデイジー・グッドウィン(Daisy Goodwin)氏は受賞作について、「息をのむようなスケールで痛切な時代を描いた」と評した。審査委員の意見は当初まったく異なっていたが、最後には妥協することなく皆同作を支持したという。

『The Lacuna』はキングソルヴァーが9年ぶりに執筆した6作目の小説で、米国生まれの若者ハリソン・シェパード(Harrison Shepherd)の物語。メキシコで育ったハリソンは、そこで芸術家のフリーダ・カーロ(Frida Kahlo)やソ連からの亡命者でボリシェビキ派だったレフ・トロツキー(Leon Trotsky)と出会う。こうした人物たちと付き合いがあったため、のちに米国に戻ったハリソンは取り調べを受けることになる。

キングソルヴァーの代表作は、小説『ポイズンウッド・バイブル(The Poisonwood Bible)』。(c)AFP




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