水槽の方も新しく来た「ベタ」もすっかり落ち着き、「ミナミヌマエビ」の抱卵しているのが実は2匹いたりしてと、順調な環境になっていますが、一方で「ミナミヌマエビ」の数が7匹になってしまったり、「石巻貝」も1匹お亡くなりになったりして少し寂しい感じがしてきたので、「コケ取り」の水準を維持するために、追加しちゃいました。
ただ「石巻貝」が1匹単位で売っておらず「5匹」では多過ぎるのと、同じのでは少々面白みが無いので「シマカノコ貝」に。こちらは2匹からなので「2匹」購入。「シマカノコ貝」は「石巻貝」と同じく「カノコ貝」のなかまで日本では「南西諸島」より南。「東南アジア原産」で、「シマ」の名前をもつがごとく、「石巻貝」より少し長細い「貝殻」に多くの固体が「黄色」と「黒」のストライプ模様を持っていますが、個体により、黄色と黒の配分や線の太さなどは違い、それもまた貝の楽しみといえます。肝心の「コケ取り」能力ですが、統計的な観点では「石巻貝」よりも少し高いようです。ただ、「石巻貝」に比べ「最低飼育水温」は「18℃」くらいと高く、ヒーターは必須になり、「淡水順応性」もあまり高くないので、純淡水では少々キビシイようです。それと「汽水域」を好む貝の特性として「脱走癖」も高くフタもきちんとしないとなりません。「石巻貝」と比較して「見た目が楽しい」のと「コケ取り能力」が少し高いと言うだけなので、選ぶのは好みの問題ですね。ちなみに今回は「2匹で597円」で「石巻貝」なら「B品」だと「15匹分」ちかくの値段になります。簡単に水合わせをして、水槽へ投入し、しばらくしたら1匹が「卵嚢」を流木に産み付けていましたよ。まぁ、「カノコ貝」は「汽水域」出ないと卵が孵化しないので、即、取り除きましたよ。
そして、水槽壁面は「貝」に任せ、その他の「水草」や「石」にはやはり「エビ」です。「ミナミヌマエビ」も色々な色がいて面白いのですが、どうも「10匹」以上からの販売になるのと、「エビ」もそれなりに面白いので、少し「カラフル」さを求めて、「チェリーシュリンプ」にしてみました。その中でも比較的安価な「レッド」「オレンジ」「イエロー」の「各種3匹セット」を購入。ただ、残念な事に「レッド」が1匹死着でした…。それでも「水槽内」には「エビ」が16匹入る事になりますね。「チェリーシュリンプ」は「台湾」原産の「ヌマエビ」で、単純に「ミナミヌマエビ」をカラフルにした感じです。なので「コケ取り能力」もありつつ「鑑賞」にも向いている種類といえます。「ミナミヌマエビ」ですと「透明」に近い色が多かったので「何処にいるの?」と探しましたが、「チェリーシュリンプ」は色がカラフルなので、すぐに見つける事ができます。
さらに、水草も追加してみました。「ベタ」がいますから「浮き草」がやはり欲しいので、チョット変わったのを選らんでみました。「ルドウィジア フローティングプラント」で「アカバナ科」の「南米原産」なので「寒さ」には弱く「育成温度」は「20℃~30℃」が適温とされているようです。何よりも「水上」「水面」「水中」に対応できるとなんとも変わった品種なのです。水に浸かる環境では「筍根」と呼ばれる「白い浮き根」を出して水上に浮かぶので、その姿から「Ludwigia heminthorrhiza」と呼ばれ「helmin」イモムシのような「thor」毛「rhiza」根を持った、と言う意味がつけられています。「水上」に浮かべるのがスタンダードな方法なのですが、「水中」でも通常より強い光が必要になり、葉、茎も水上よりも小さくなってしまいますけど、葉が水上に出れば「水上」に浮かべるのと同じように「筍根」を出し、「浮き草」のようになるのです。ただ、浮き草と違い「茎」が水中に固定されているので「流される」事が無いのです。今回購入したのは3株ですので、一株を「水中」にもう一株は浮かべてみました。水上に小さな白い花を咲かせ、光量により「葉」も「緑」から「赤」へ変化していくそうですよ。
それでは、本日の登場人物は「アクアリウム」と言うことでこの方。「日本昔話」的な伝承で、助けたシャチが女房となる「鯱女房伝説」を参考として、その 「鯱女房」の子孫が、自分はそうだと知らず生活していたけど実はその末裔。上半身は「人間」で下半身が「シャチ」つまり、「人魚」の「魚部分」が「シャ チ」になっているワケです。そんな一族の末裔で、「神戸弁」らしき言葉で話す「逆又 幸」さん。水槽内がカラフルににぎやかになりました。ちなみに背景の上段、左から「チェリーイエローシュリンプ」、「チェリーレッドシュリンプ」「チェリーオレンジシュリンプ」。中段は「シマカノコ貝」。下段の大きいのは「ルドウィジア フローティングプラント」。