昨日のことです。次回の観望会などの打ち合わせを「久喜プラネタリウム」の解説員さんとしていた時です。時間としては丁度お昼くらいで、少し前に外に出ていたもう一人の解説員さんが急に戻ってきて私にスチロールの椀を渡し「こじるのみます?」と。そしてまた外へ出て行ってしまったのです。
いきなりの事で私も解説員さんも「ナニ?」といった状態。またしばらくして戻ってきた時には先ほどのスチロールの椀が二つ。3人で「ごじる」を食べる事になったのです。
さて、「ごじる」と何か?と言いますと、添えられていた「説明書き」のチラシを見るに、何でも「郷土料理」らしいのですが、何処の郷土料理なのかハッキリとはわかりませんけど、「日本各地」に伝わっているようでして、「大豆」を水に浸し、すり潰した「ペースト」が「呉」と言われるようで、その「呉」を「味噌汁」に入れたのが「呉汁」というワケなのです。他にも「白菜」「かぼちゃ」「にんじん」「大根」「ごぼう」「ねぎ」「油揚げ」の具材がはいっており、簡単に味を表現すると「学校給食」ででたような「豚汁」の「豚肉」が入っていないもの。ってトコでしょう。実際に食べながら「コレで豚肉が入っていれば豚汁ですね~」なんていっていましたし。それと「大豆をすり潰してペースト状に」とされていますが、椀の底には「砕いた」、よく「田舎味噌」で「荒く潰した大豆」がありますが、そのような形でありましたのでそれが「味噌」なのか「大豆にすり潰した物」なのかは微妙でしたよ。それに「大豆のペースト」って、それに「塩」と「麹」を混ぜて醗酵させれば「味噌」ですよね?ともあれ何となく「素朴」な味の汁でした。
で、何故こんな事になったかと言いますと、この日は「食育まつり」だっか、なにやら「食育」に冠するイベントが「久喜プラネタリウム」がある「久喜総合文化会館」で開催されており、解説員さんが外に出て「ゆるキャラ」を撮影しようとしたら、後からオバちゃんに「ごじる食べるでしょ?」と肩をつかまれ、「早くしないと売り切れちゃうよ」と列に並ばされた挙句、1杯100円で売りつけられたそうです。なんだか新宿歌舞伎町もビックリな客引き方法ですよ!しかも強制的に買わされるのですからね。まぁ「1杯100円」ですからソコはまぁそんなに被害があるわけでは無いですがね。
それでは、本日の登場人物は、何となく「お嬢様」ですからね、オバちゃんに流されて買ってしまいそうなこの方。「狆」の「Chefille」で「女学生」の「瑠璃」さんです。とある場所で開催されていたお祭りに寄った「瑠璃」さん見ていた所をいきなり引かれてアレヨアレヨといつの間に手には「呉汁」なる物が。ちなみに背景はその「呉汁」にそられていた「作り方」です。