こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

水道口が無くっても

2012年11月19日 | 一般

 以前もお話したコトがありますが、ウチのマンションには「井戸」があり、使い放題なので洗車時に使っています。ただ、ポンプ式なため、どうしても洗い流すのが苦労しまして、バケツで一気にかけるかスポンジで徐々に流すかになってしまい、何度も井戸との間をバケツを持って往復しなければなりませんし、水量の調整やかける場所の絞込みがやりづらいので、結構な無駄も発生してしまいます。

 そして、ある日たまたま新聞の折込広告に某ホームセンターのチラシが入っており、そこには「タンク式高圧洗浄機」なる物がありまして、「電源」があれば、ホース無し」で使えるとの事でして、「水圧」も「5.5Mpa」と結構強く、「吐水量」も「240l/h」で「タンク容量」は「23l」。これで「5分」程度使用可能なそうです。正直惹かれますが、価格が「12,000円」ほどするので、さすがにおいそれと購入できるような金額ではありません…。そこで、もう少し調べてみると、「農薬噴霧器」を改良した「手動加圧式」の「散水器」がいくつかありましたよ。その中で私が選んだのは「メルテック(meltec) どこでもポンピングウォッシュ 5L DPW-05 」。

 「メルテック(meltec) どこでもポンピングウォッシュ 5L DPW-05」は取り立てて派手な機能は無く、いたって標準的な「手動加圧式散水器」ですが、「ノズル」を絞ったり、開放する事で「噴霧」から「ストレート」に可変でき「ショルダーストラップ」が付き持ち運びが便利ですし、何よりも値段も「1,700円」ほど。タンク量は「5l」と一見少なめな感じもしますが、実際「ポンピングウォッシュ」に「5l」の水を入れれば「約6kg」と、長時間の作業でも重さに辟易する事はありませんし、取り回しも容易にできます。

 そんなワケで実際に使ってみましょう。「加圧ポンプ」部分は「フタ」も兼ねており、一般的なねじ回しと同じく、「左に回す」と注水口が開き注水できます。ここで、密かに注水口には「加圧ポンプのハンドルガード」も兼ねている「受け皿」があり、蛇口からならまだしも、「バケツ」等でも水を入れるのが容易になっています。ウチも「ポンプ式井戸」ですから、コレはありがたいですね。水を入れたら、フタをして、「加圧ポンプハンドル」の「ロック」を左に回して解除してから、ハンドルを持ち、上下に動かします、ストローク量は45cmほどで、自転車の「ハンドポンプ」のような感じで、シュコシュコと加圧します。加圧メーターなどは無いですが、規定量以上水を入れている状態ですと、加圧がかかり過ぎると「リリースバルブ」から水が吹きでますからご注意を。とりあえず、加圧量は水の勢いを見ながら経験でやっていく事にはなりそうですね。

 十分に加圧しましたら、「放水」です。「ランス」と呼ばれる「放水レバー」がある部分にあるそんなに大きくない「昔の電気スイッチ」のようなレバーを押すと散水でき、離すと止まりますが、レバーを押した状態でノズル側に引くと「押した状態で固定」できますので、連続した散水でも、レバーを押さえっぱなしにしないで済みます。ノズルは「ねじ式」で「締める」と「噴霧」、「緩める」と「ストレート」になり「無段回調整」が可能ですが、回しこみに対しての調整が結構シビアだったりしますね。「タンク」と「ランス」との「ホース長」は2m以上ありますので、取り回しに障害は無く「ランス」も軽いので、縦横無尽に手軽に散水可能です。それで肝心な「噴水力」ですが、まぁ「手動式加圧」ですから「高圧洗浄機」と比較してはいけません。「ストレート」にして、「飛距離」は「5~6m」程度で「シャワー」の水を「1本にした」くらいの強さですので、ホースの先を潰した方が水流、水量はありますね。それと、コスト的な事ですし、簡易的なものですからね、ノズルの精度はあまり無く、「ストレート」と言っても完全に水流が1本になっているワケではなく、横に漏れがあったりしますが、値段から考えればしょうがない部分でしょう。あと、「加圧ポンプ」の「頻度」ですが、1/3くらい使うと、「弱くなったな」と感じ、そこから「30回ほどポンピング」して。だいたい「1/3」くらいでの加圧頻度になるでしょうね。

 ともあれ、「水道の蛇口が無い」または「ホースが使えない」様な場面で「散水作業」をするには十分な性能だと思います。まだ「洗車」には使っていませんので、どのくらいな物かは解りませんが。本格的に、「強い水圧」で、「多くの水量」での使用で、電源が近くにあるようでしたら「タンク式高圧洗浄機」の方を私はお勧めしますが、クルマの「ホコリ落とし」と「ジャンプー後のすすぎ」程度でしたらこちらで十分でしょう。それと、手軽に持ち運びできるので「庭の草花」への水やりや、「水打ち」、「網戸の掃除」などには役立つでしょう。それと、意外なところで「お墓の掃除」にも使えそうな気がします。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「オランダ」で「大型客船の客室乗務員」をしている「趣味」が「掃除」な「キースホンド」の「chiefille」である「ヘレン」さん。「ヘレン」さんも船内ではチョットした汚れをサッと流したい時に「手動加圧式散水器」を使っているようでして、使用する場所で電源もホースも必要ないく、手軽にできるので重宝しているようですよ。ちなみに背景がその「メルテック(meltec) どこでもポンピングウォッシュ 5L DPW-05」です。

2012_11_19

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